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「新しい地球を生きるための物語」です。
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「新しい地球を生きるための物語」
~お母さんが珍しいことを言った~
私は、学校で先生との進路について
お話しをして家に帰ってきた。
そうしたら、お母さんがいたのだ。
とは言っても、私も高校生で
お母さんと呼ぶことはなかったのだが。
「おかえり」
「ただいま」
なんだかんだと挨拶だけは、欠かさないのが、
私の育った環境なのだ。
私が帰ったのは、夕方くらいだった
のだが、珍しいことがあった。
「和(なごみ)、ちょっと一緒に買い物でも行こうか」
お母さんは、私を買い物に誘って
くれた。
そんなことは、ここ数年間、あった
だろうか。
いつしか、買い物に行って喧嘩をしてから、
お母さんは誘ってくれなくなった。
それは、それでいいやと私も思って
いたのだ。
ただ、このタイミングで誘ってもらい、
なんだか照れくささもあったが、私も
そろそろ高校を卒業するし、何かの
きっかけとしてはいいかと思った。
「別にいいよ」
お母さんの顔を見ると、なんだかとても
うれしそうだった、そして、ホッとしている
ような気がした。
「断られるかと思ったわ」
そんな風に言って、笑顔を浮かべる
お母さんがなんとも愛おしかった。
私は、制服から普段着に着替えて、
お母さんの愛車の助手席に乗り込むのだ。
【終わり】
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