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「新しい地球を生きるための物語」です。

 

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【自己紹介】

幸せな人生に転換できた僕の物語

 

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「新しい地球を生きるための物語」

~学校の先生との考えの違い~

 

私は、高校生活をもう少しで終えようと

していた。

 

ということは、私は高校生として、これから

どんな風に進むかを意思表明を求められるのだ。

 

不思議な風習だと思いながら、私は担任の

先生と話しをした。

 

「これから、どんな風に進んでいくんだ?」

 

私は、先生にそう聞かれたので、率直に

こう答えたのだ。

 

「僕は、畳職人になることにしました」

 

「え?」

「ふざけてないでいいから、ちゃんと答えろ」

 

「ふざけてなんていません」

「僕は、畳職人になります」

 

先生は、もう言葉が出ず、ため息のような

ものをついて、呆れたような雰囲気だった。

 

高校生の私にも、それがよくわかった。

 

「もう、いい」

 

先生は、最後にそう言った。

 

私は、その対応が哀しいかと思ったが、

実際はそうでもなかった。

 

これ以上、いろいろと聞かれても困るなあと

思っていたからだ。

 

「もう、いい」ということは、もうこれ以上

詮索しない、勝手にしなさい、ということだと

解釈した。

 

「母には、自分で話します」とだけ教室を出る際

そう言った。

 

先生は、何も返事をしなかったが、もう

進み始めてしまったのだから、仕方がない。

 

私は、やはり畳職人になるのだと、改めて

感じていた。

 

だって、ならないなら、ここで、そんな風には

答えないからだ。

 

あやふやなことを言ったかもしれない。

 

就職しますとか、フリーターになりますとか

そう言ってた方が、自分にも先生にも楽だからだ。

 

そうして、私は、畳のことでも考えながら、

家に帰ることにした。

 

校門を出た一本道に射し込む夕日が、

あまりにも眩しかった。

 

【終わり】

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自由に個性を発揮できる世界を創造中です。

 

少しでも多くの人たちにこのブログを届けられるよう、

皆さまのお力もお借りしながら、書き続けていきたいと

思います。

 

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