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「新しい地球を生きるための物語」です。
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「新しい地球を生きるための物語」
~お父さんがお役目を終えた~
私は、小学生として、日々を
生きていた。
よくわからなかったが、私は良く悪くも
目立つらしい。
特に、何か派手なことをしている
わけでも、自己主張が強いタイプでも
ないのだが。
なぜだか、皆の目につくようだった。
だから、小学校にいても、忙しい
のだ。
仲の良い友だちもいるし、意地悪を
する同級生もいた。
だから、小学校は楽しい場所というより、
何とか生き抜いた場所という感覚だ。
本当は、お母さんに
「学校に行きたくない」と言いたかった日も
数知れずある。
でも、私の靴下を履かせてくれるお母さんの
表情を見ていた、そんなこと言い出すことなど
できなかった。
そう、その頃から、お母さんは仕事に
出るようになった。
それは、お父さんが家に帰ってこなく
なったからだ。
私に、お母さんは、お父さんが帰って
来ないのは、仕事が忙しいからと
説明していた。
だから、帰ってくるのは、年に1回か
2回。
いつだったか、クリスマスに突然
お父さんが帰ってきたことがあった。
だから、必然的に、私の目の前には、
普段は食べることのない、ごちそうが
並んだのだ。
そして、私は、そのことを小学校の
作文に書いた。
そしたら、えらく先生が感動したのか、
可哀想に思ったのか、泣いていたそうだ。
お父さんは、それから、もう帰ってくる
ことはなくなった。
私が小学生のときだ。
そう、お父さんは、お役目を終えて、
私とは別の場所で生きることになった。
一見、哀しげなこの出来事。
必要なことしか起きない。
私の人生にとって、もうお父さんは
必要ではなくなった。
ただ、それだけなのだ。
ここから数十年後、私が行っていく
こと、そのための、布石はもう始まっていた。
【終わり】
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