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おはようございます。

 

「新しい地球を生きるための物語」です。

 

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【自己紹介】

幸せな人生に転換できた僕の物語

 

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「新しい地球を生きるための物語」

~社会のしきたりにてんやわんや~

 

私は、幼稚園をいよいよ卒園しようと

していた。

 

私にとって、初の社会経験のような

ものだ。

 

私の宇宙の記憶は、まだ少し残って

いるのか、卒園式で、それが色濃く出た。

 

卒園式というのは、儀式で、なぜだか

綺麗にそつなく行う必要があるらしい。

 

だから、卒園生みんなで練習を

行った。

 

私は、気が乗らなかった。

 

でも、どうやらやらなくてはいけない

ことらしい。

 

そして、卒園式ではポイントがあった。

 

卒園証書なるものをひとりひとり、

園長先生から手渡されるのだ。

 

そのときに、私たちは、名前を呼ばれる。

 

その名は、私がお父さんとお母さんにもらった

「和(なごみ)」だ。

 

「和くん」と呼ばれたら、私は、大きな声で

「はい!」と返事をしなくてはいけないらしい。

 

私は、思ったことは伝わるという宇宙の

記憶が色濃く残っていたため、エネルギーで

伝えることにした。

 

それは、大人をからかっているわけではなく、

本気でそう思っていた。

 

だから、練習でも、エネルギーで、「はい!」と

返事をしていたのだ。

 

でも、先生たちの対応は、私が想像していた

ものとは大きく異なっていた。

 

先生たちは、私が返事ができないことを

咎めるのだ。

 

「大きな声で返事をしなさい」

「黙っていてはいけません」

 

私は、そう言われても・・・

 

返事をしているのだけどな。

 

と、思った。

 

だから、私は、返事ができないということで、

その日から猛特訓を受けた。

 

すぐには、その声を出す感覚が掴めず、

(普段は、話すこともできたのだが)

特訓を受けさせられたのだ。

 

「はい」と言えるようにはなったが、

声量が足りないとか、なんだとかで、私は

なかなか、その特訓からも抜けることが

できなかった。

 

そして、私は幼稚園生ながらに、そうか、これが

社会のしきたりなのだと、身を持って体感をした。

 

私は、小さな身体で、なんともてんやわんやと

したものだ。

 

そして、私は、卒園式で、「はい」と

大きくも小さくもない声で返事をしたようだった。

 

ということで、私は、無事に幼稚園を

卒園することができたのだ。

 

【終わり】

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