皆さま
おはようございます。
「新しい地球を生きるための物語」です。
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「新しい地球を生きるための物語」
~お父さんとお母さんにも秘密にしていたこと~
私は、小さい頃、そう、特に幼稚園に
通い始めたころからだろうか。
お父さんにもお母さんにも秘密にして
いたことがあった。
別に、お父さんにもお母さんにも
後ろめたいことがあったわけではない。
ただ、言わない方がいいかなと思った
だけだった。
それは、何かと言えば。
私は、困ったことなどあったり、これから
どうしたらいいのか迷ったとき。
目を閉じると、何かの存在が現れる
のだ。
こんなことを言ったら、気持ち悪がられるかも
と、子どもながらに思ったのかどうかは、
定かではない。
その目を閉じると現れる存在。
色もなく、顔もあるのかないのか、
よくわからない。
その存在に、私はいつも心の中で話しかけて
いたのだ。
そうすると、その存在から返事が来るし、
何も返事がないときもある。
顔がないようなのだが、表情みたいなことで、
伝えてくることもあった。
何かパントマイムのように、動きで
表現することもしばしばあるのだ。
私は、事あるごとに、その存在に
相談事をしていた。
それは、お父さんにもお母さんにも
相談する前に、一番始めにするのだ。
だから、私は、そのことを秘密にして
いたのかもしれない。
よく、幼稚園では喧嘩があったり、先生が
怒ったり、争い事が絶えないような気が
していて。
私は、とても悲しんだりしていたのだ。
そんなことを、私は、目を閉じて、その
存在に打ち明けていた。
「どうしたら、争い事はなくなるのだろう?」
その答えのようなものは、その存在がニコッと
笑っただけだったのだ。
「どうして、教えてくれないんだよー」
私は、心の中で、その存在に向かって
叫んだ。
どうやら、教えてくれることと教えてくれない
ことが、分かれているようだった。
私は、そうやって、よく、その存在と
対話を重ねていたのだ。
だから、小さい頃から、私は、「変わり者だね」
と言われていた。