皆さま
おはようございます。
「私たちの記憶を取り戻す物語」です。
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「私たちの記憶を取り戻す物語」
~一日が終わってゆく~
私は、充分に楽しんだ。
丘の上の家に戻り、リビングでお酒を
飲んで、食事をして、楽しんだ。
なんともいえない、濃い一日だった。
もう、同じような日は、訪れない
ことだろう。
私は、リビングのテーブルの上に広がった
食器などを片付けていった。
片付けながら、今日一日が終わって
いくことを実感し始めている。
そうして、熱い湯を溜めて、風呂に入り、
身体を綺麗に洗い、身体を温めた。
身支度を整えたかのようにして、
私は、水を一杯飲んで、寝室へと
移動した。
いよいよ一日が終わっていく。
私が、目の前にあるベッドに横たわった
時点で、今日という日は終わりを迎える
ことだろう。
だから、私は、自分に聞いた。
「私の今日という一日はどうだった?」
私は、しばらく反応を待った。
「とても楽しい一日だった」
私は、その答えのような感覚を味わって、
目の前のベッドに横たわった。
「今日一日を終えます」
「本当に楽しかった」
私は、一瞬のうちに眠りに就いた。
そう、今日という一日を終えることに
したのだ。