皆さま
おはようございます。
「私たちの記憶を取り戻す物語」です。
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「私たちの記憶を取り戻す物語」
~時が止まったようだった~
私が丘の上の家にあるウッドデッキで、
一日の終わりというものを肌で感じていた。
一瞬、私の思考が止まったような気が
した。
すると、先ほどまで、表現をやめなかった
星空、木々、鳥や動物たち、せせらぎも。
何もかも表現をやめて、その場に居座って
いるようだった。
実際に音もしないし、瞬きもなかった。
不思議な感覚だったが、なんだか懐かしい
気もした。
そして、私の思考もゆっくりと再び
止まっていくようだった。
「世界よ動き出せ」と私の思考が叫び出すこと
など、一向になかったのだ。
そのまま、全てが止まっていき、果たして
どうなっていくのだろうか。
そんな思考も、その時は、思いも
しない。
段々と、私の思考も止まりきり、
私も、そこにただ居た。
そこに在った。
私は、星空、木々、動物、鳥、せせらぎと
名前を分けていたが、そのときだけは、
名称のようなものはなくなっていた。
全ては繋がっていたのだ。
理屈ではなかった。
私は、たしかに丘の上にいるのだが、
その全てが繋がっている感覚があった。
私は、それを気が済むまで感じていた。
感じざるを得なかったとでも言うのだろうか。
それは、かつてない至福の時、であった
からだ。
私の生命は、今、始まったばかりなのかも
しれない。
その至福は、収まることがなかった。