皆さま
おはようございます。
「私たちの記憶を取り戻す物語」です。
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「私たちの記憶を取り戻す物語」
~なぜだか尽きることのないお話し~
私は、カラフルな屋根の家にあるリビングに
通されていた。
住んでいるのは、もちろん、英国紳士のフランクさんと、
どうやら、一緒に住むことになったであろう白い魔女だ。
私は、広いリビングにあるテーブルの前に
座っていた。
フランクさんに促されて、私は、そこに
座ることになったのだ。
そうして、フランクさんと白い魔女は、
キッチンの方へ行って、何やら楽しげに
会話をしながら、準備をしている。
やはり、フランクさんはコーヒーを
淹れてくれている。
白い魔女は、ケーキを準備してくれて
いるようだった。
まるで、喫茶店だ。
そして、白い魔女は、喫茶店を経営
していた。
フランクさんは、コーヒー豆を栽培して
いた。
よくよく考えれば、このふたりは、その時から
繋がっていたのかもしれない。
なんて、考えながら、私は、次の展開を
待った。
程なくして、私の前に、フランクさんから
コーヒーが、白い魔女からケーキが届けられた。
私の前には、エプロンを外した白い魔女が、
その隣には、フランクさんが座っていた。
もちろん、コーヒーとケーキがふたりの
目の前にも置かれていたのだ。
私たちは、そうして、コーヒーとケーキを
楽しみながら、会話をした。
様々なことを話した。
どれくらい久しぶりなのかわからないが、
聞きたいこと、話したいことが山ほどあった。
私は、生来話すことは好きな方ではない、
無口だとも言われる。
だが、なぜだか、このふたりの前では、
そうではなくなるのだ。
話しもするし、話しも聞く。
それが、なんとも心地よいし、シンプルに
楽しいのだ。
尽きることのないお話しは、コーヒーと
ケーキが空っぽになっても、続いていた。