皆さま
おはようございます。
「私たちの記憶を取り戻す物語」です。
詳しくは本文をお読みください。
公式LINEで👽宇宙直結チャンネル👽を
文章にして配信始めました!
ご興味ある方は、下記より友だち追加して
おいてくださいね!
-----------------------------------------------------------------------------
「私たちの記憶を取り戻す物語」
~カラフルな屋根の家にある扉を開く~
私は、カラフルな屋根の家にある廊下を
闊歩していた。
英国紳士のフランクさんと白い魔女に、
その廊下を誘われて。
そうして、一歩一歩、私たちが通ってきた
道を実感するように、その廊下を歩くのだ。
長く広い廊下の先にあったのは、重厚な扉
だった。
重厚な扉は、私を待っていたのか、はたまた
招かれざる客なのか、わからないが、そこに
たしかに存在していた。
そして、フランクさんが、その扉の取っ手の
ような部分に手をかけた。
そこで、何かが私の胸のあたりに蘇って
きたのだ。
御殿様がいて、御姫様もいた。
そのふたりを迎える神官のような存在も
いる。
そうだ、江戸タワーのてっぺんにある
神殿のようなところだ。
そこに入るとき、私たち三人は、役割を
変えて、そこに存在した。
そのことを思い出しているのか、それとも
これから起きることを予感しているのか。
はたまたそのどちらともなのかもしれない。
でも、たしかに私の胸のあたりはその
たしかな出来事を蘇らせていた。
そのとき、ふと、白い魔女も自分の
胸に手を当てていた。
何かを感覚的に感じているようだった。
フランクさんも思いにふけっている
ような感じがする。
扉を開けようとしながら、何かを
感じているようだった。
私も、そうだったのだが。
私は、江戸タワーでは、どういった
立ち位置になるのだろうか?
ふと、そんな疑問が湧いてきたが、
フランクさんと白い魔女と今ここに
いると思うと、そんなことは、どうでも
よくなっていた。