皆さま
おはようございます。
「私たちの記憶を取り戻す物語」です。
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「私たちの記憶を取り戻す物語」
~ふたつの人影はあの人たちだった~
私は、目を丸くしていた。
「お久しぶりです」と声を掛けてくれた
ひとつの人影、そして、その隣にいるもうひとつの
人影。
合わせてふたつの人影。
そう、声を掛けてくれた人影は、やっぱり
英国紳士のフランクさんだった。
そして、その横にいたもうひとつの人影は、
白い魔女だった。
よくよく考えてみたら、このカラフルな屋根の
家に住んでいたのは、フランクさんなのだ。
それが、何があったのか、戻って来て、
白い魔女と一緒にいた。
私たちは、いろいろとあったけれども、
再会を果たすことができたのだ。
フランクさんは、この家に戻ってきたと
説明してくれた。
その様子から、白い魔女は、フランクさんと
一緒にこの家に住むことになったのだと
理解した。
私も、特に、そのことに関して、突っ込んで
聞くようなことはしないでおいた。
そして、これから、ご近所さんとして
このおふたりとこの地で過ごすことが
できることを考えて、わくわくとしていた。
もしかしたら、私の目は輝いて
いたかもしれない。
その後、フランクさんが、私をカラフルな屋根の家に、
招き入れてくれた。
もちろん、白い魔女も一緒だった。