皆さま
おはようございます。
「私たちの記憶を取り戻す物語」です。
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【自己紹介】
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「私たちの記憶を取り戻す物語」
~今度はどこへ行くのだろうか~
私は、お城の御殿様が寝ている
寝室に新しい畳を敷き詰めていった。
そして、その柔らかなオレンジ色の
畳の上に、寝転ぶことになったのだ。
御殿様から、進言してもらった。
私は、寝転び、なぜだか目を閉じた。
その後、場面が切り替わっていくような
気がしている。
今度はどこへ行くのだろうか。
でも、耳では、御殿様が家臣たちに
畳の素晴らしさを語る声が聞こえて
きている。
御姫様もお子様たちもやってきて
いるようだった。
そんなことを聞いているだけでも、
畳職人として、うれしくなっている。
もう目を開けることはできなかった。
私の存在は、御殿様からは確認が
できているのかも不思議だった。
何か大きな切り替わりを感じて
いるのだ。
場面が切り替わっていく。
さあ、今度はどこへ行くのだろうか。
段々と、御殿様たちの声は遠くなって
いく。