皆さま
おはようございます。
「私たちの記憶を取り戻す物語」です。
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「私たちの記憶を取り戻す物語」
~御殿様が畳を吟味する~
私がお城の大広間で畳を敷き詰めて
いっていた。
どうやら、私は畳職人なのだ。
そうして、その大広間に誰かが入って
くる。
やはり、御殿様だ。
御殿様は、黄金色の畳の部屋を
吟味していた。
私は、よくわからずも少しの緊張感を
持った。
ただ、自分でもこれだけ黄金色に
輝く仕上がりに驚きを隠せない。
どこかで、大丈夫だと自信があるようだった。
そして、御殿様は、この畳の部屋の大広間を
気に入ってくれた。
そして、御殿様は、ふてぶてしかったり、
横柄な態度をおとりになるかと思いきや、
畳職人である私に、頭を下げ、礼を言って
くれたのだ。
それは、どこか身分が違えど、あくまで
人としては対等ということを言われている
ような気がした。
御殿様は、よほど気に入ってくれたのか、
大広間の畳の上で、大の字になって
寝転がっている。
そこに、御姫様やお子様たちがやってきて、
一緒にはしゃいでいた。
私は、なんだか微笑ましい気持ちになって
いた。
そして、畳職人として、この仕事ができて、
本当によかったと思ったし、自分を褒めて
やりたい気持ちになった。
今度は、是非、御殿様たちの寝室も
私の作った畳を入れてあげたいとも
思ったのだ。