皆さま

 

おはようございます。

 

「私たちの記憶を取り戻す物語」です。

 

詳しくは本文をお読みください。

 

公式LINEで👽宇宙直結チャンネル👽を

文章にして配信始めました!

 

ご興味ある方は、下記より友だち追加して

おいてくださいね!

 

本日もよろしくお願いします。
【自己紹介】

幸せな人生に転換できた僕の物語

 

-----------------------------------------------------------------------------

 

「私たちの記憶を取り戻す物語」

~新しい世界をじっくりと味わう時間~

 

少年が帰った後、私は、妻と

ゆったりと過ごしていた。

 

今日は、恐らく午前中、少し仕事を

することになった。

 

自宅の前で、蕎麦を打って、売った。

 

私が蕎麦打ちができることを知らなかったが、

なぜだか、滞りなくできた。

 

私は驚いたが、妻は驚いていなかった。

 

蕎麦は、馴染みのお客らしき人たちが、

買っていってくれた。

 

その場で食べていく人たちもいた。

 

3時間くらいは仕事をしただろうか。

 

嫌なお客さんもいなかったし、

何もかもがスムーズだった。

 

蕎麦を食べに来たと思ったら、

「いつもありがとう」と言って、

新しい器をくれた人もいたのだ。

 

私は、「ありがとう」と言って

受け取っていた。

 

妻も髪を束ね、前掛けをして、いかにも

蕎麦屋の女将という感じで、似合っていた。

 

「似合っているね」

 

私は、思ったまま妻に伝える。

 

妻は、喜んだ様子だった。

「ありがとう」

 

そうして、私たちは、仕事を終えて

いく。

 

まだ、日は落ちていない。

 

お腹が空いていたので、ふたりで、

残った蕎麦を新しい器で食べた。

 

蕎麦をすする音が、部屋に広がって

いく。

 

その音と同時に、蕎麦の出汁の香りも

広がっていくようだった。

 

広がったのは、蕎麦の音と香りだけでは

なさそうだ。

 

それは、五感ではわからない感覚

だった。

 

胸の中心が、徐々に温まるような

そんな感覚だ。

 

私たちは、器を下げ、片付けた。

 

そうして、お茶を淹れて、私たちは、

まさに昼下がりを楽しんだ。

 

「いつまで、こんな時間を過ごせるのだろう」

 

私は、ふと、そんなことを妻に向かってか

向かわずか、呟いた。

 

妻は、やっぱり柔らかく微笑んだ。

 

「新しい世界をじっくりと味わう時間」

 

妻は、何かを知っているかのように、私に

向かってか、向かわずか、そう呟いた。

 

【終わり】

 

-------------------------------------------------------------------

🐉公式LINE限定🐉

👽宇宙直結チャンネル配信中👽

ID検索:@064basll

-------------------------------------------------------------------