皆さま
おはようございます。
「私たちの記憶を取り戻す物語」です。
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「私たちの記憶を取り戻す物語」
~広く長い大きな道~
場面が急に切り替わった後、私は、
いったいどこにいるのかわからなかった。
広く長い大きな道が、そこには存在していて、
和服を着た人たちが、いた。
ということは、日本なのだろうか?
道の両側には、ぽつぽつと家のような
建物が建っていた。
しばらく、私は、その様子を窺うように
見ている。
人々は、どこかのんびりとしていた。
そこに、現代の慌ただしさのようなものは
なく、時の流れが違うような感覚がある。
そして、そこに映し出されたようなものは、
どこか不思議で、同じようなことをしている
人がいなかったのだ。
どういうことかと言えば、水を汲む人、掃除を
する人、食事を運ぶ人、植物の世話をする人、
家を建てる人。
もちろん、現実的には、家を建てる人は
複数人いるに違いないのだろうが。
私には、あえてそう見させられたように
感じた。
そう、人と同じことをしなくていいのだ、
そして、それぞれが得意なことをしている。
だから、トゲトゲとしたエネルギーを
感じることもなかった。
今までいた世界では、そのトゲトゲとした
エネルギーがあったことを、ここへ来て
気が付かせてもらえたのだ。
私は、そのトゲトゲとしたエネルギーが
苦手だったということもわかった。
そして、その和服の人たちは、無理を
していないようだった。
得意なことを得意だからやって、何かを
もらっている。
お互い自然と助け合う生活スタイルが
できあがっているようだった。
私は、自然とその和服の人たちに入って
いきたくなったが、自分の立ち位置が
よくわからないので、立ち止まり、その場で
その映像のようなものを見続けている。
広く長い大きな道は、その調和の取れた
生活を支えて、その舞台ともなっていたのだ。