皆さま

 

おはようございます。

 

「夢のような世界を生きる物語」です。

 

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【自己紹介】

幸せな人生に転換できた僕の物語

 

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「夢のような世界を生きる物語」

~私の故郷のような気がするのです~

 

私は、受話器の向こうからフランクさんの

声が聞こえてくるのを待った。

 

ひたすらに待っていた。

 

「あの家は、私の故郷のような気がするのです」

 

私は、一瞬、何のことを言っているのか

理解ができなかった。

 

「あの家、ですか?」

 

「そうです、あの家と言ったら」

 

私は、そこまで聞いて、理解した。

 

そうだ、あの丘の上から見える

カラフルな屋根の家だ。

 

フランクさんが、しばらくの間住んでいた

あの家のことなのだ。

 

そして、誰も住んでいない間、誰かが

出入りしている様子もなかったが、決して

朽ちることのなかった、あの家。

 

「あの家が故郷のような気がするのですね?」

 

私は、そのまま聞いた通りに、確認するような

トーンでフランクさんに聞いた。

 

「そうです」

 

フランクさんの答えは、それだけだった。

 

「私は、あの家、故郷のような家に戻ろうかと」

「思います」

 

私は、そうきちんと答えを聞いて、なんだか

うれしい気持ちが湧いてきた。

 

フランクさんが引っ越してしまってから、

どうも私としても、この丘に住む意義の

ようなものが見いだせなくなっていたのだ。

 

だから、私は、フランクさんにこう

言った。

 

「私は、あなたが、あの家に戻ってくることを」

「深く歓迎いたします」

 

フランクさんは、受話器の向こうで

笑っていた。

 

「それでは、またご近所さんとして」

「よろしくお願いします」

 

フランクさんは、律儀にそう私に

言った。

 

私も、「こちらこそ」と言って、

受話器を置いた。

 

そうか、フランクさんが、あの家に

戻って来てくれるのだ。

 

何かが起きてゆくのだ。

 

そうでなければ、フランクさんは、あの

家に戻ってくるはずがない。

 

それとも、フランクさんが戻ってくるから、

何かが起きるのだろうか。

 

いずれにしても、この丘の周辺に

大きな変化がやってくるに違いない。

 

私は、ドキドキしながらも楽しみに

なっていた。

 

【終わり】

 

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