皆さま
おはようございます。
「夢のような世界を生きる物語」です。
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「夢のような世界を生きる物語」
～霊性高き世界をこの世へ植える～
そうして、私はフランクさんと白い魔女、
手を握り合って、決意を新たにした。
なぜ、こんなことをこの世でこの地球で
しようとしているのか、それは、私にも
博識なフランクさんにも経験豊富な白い魔女にも
わからないようだった。
「お互いがんばりましょう」
「また、喫茶店に来てね」
フランクさんと白い魔女は、そう言って
私の家からそれぞれの自宅へと帰っていった。
「とりあえず、ゆっくり眠りたいですね」
私は、一気に眠気がやって来て、二人を
見送り、ベッドに潜り込んだ。
いろいろなことが起きすぎて、私たちは
とても寝不足な状態だった。
でも、眠る前にやることがあると思い、
三人でいろいろと話し合ったのだ。
そうして、私は珍しく昼間なのに、ベッドに
潜り込み、眠りに就こうとしていた。
もう、身体が言うことを聞かなかったのだ。
それは、眠りに落ちる寸前のことだった。
「霊性高き生き方をこの世に植える」
日本語として聞いたら、瞬間的に理解
できないような言霊だった。
でも、私の感覚の方は、深く理解を
示していたのだ。
私が先ほど体験してきた、とんでもなく
霊性の高い生き方、それをこの今私が生きる
地球に草を植えるように、植えていくのだろう。
きっと、誰かが、私にもう一度再確認
するように、伝えたかったのかもしれない。
私が深い眠りに就いて、そのことを
すっかりと忘れてしまわないように。
私が次に意識を取り戻したのは、再び
夜が明けようとしている時だった。
【終わり】
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