皆さま
おはようございます。
「夢のような世界を生きる物語」です。
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「夢のような世界を生きる物語」
~太陽が昇ってきましたよ~
私が岩穴の中で眠っていると、
(とても深く心地のよい眠りだった)
声がしてきた。
正確に言うと、脳に誰かが語り掛けて
きたのだ。
それは、この世界でいう、お母さん
らしかった。
優しい声、優しいエネルギーを感じ、
決して不快な気持ちにさせなかった。
そのお母さんらしき声は、
「太陽が昇ってきましたよ」と言っていた。
私は、半分眠った状態で、太陽が昇ってきたと
繰り返していた。
それは、朝がやってきた、ということ
だろうか。
ゆっくりと目を開けると、岩穴の中には、
太陽の光が射し込んできていた。
うっすらと明るくなっていっているのだ。
そして、左右を見る。
一緒に寝ていたはずのお父さんとお母さん、
(恐らくフランクさんと白い魔女だ)
がいなかった。
私は、焦るのかと予想したが、そんなことは
なかったのだ。
焦る、という概念はこの世界にはないのかも
しれない。
私は、起き上がり、なんとなく、外へ
出ることにした。
それは、お母さんらしき人の声が、脳内に
聞こえてきたからだ。
「太陽が昇ってきましたよ」
だから、外に出た。
すると、外にはお父さんとお母さんが
いたのだ。
そして、太陽が輝き、燦々と光を
降り注ぐのだ。
お父さんとお母さんは、太陽に祈りを
捧げているようだった。
目を閉じ、頭を太陽に向けていた。
もしかしたら、この世界では、太陽は
神様のような存在だったのかもしれない。
私は、子どもながらに、それこそが
真なる姿なのかもしれない、と思った。
そして、私も太陽に祈りを捧げた。
そこには、明らかに太陽の神様なのか、
神様の太陽なのか、どっちかわからないが、
そうした存在を感じることができた。
これこそが、私たちの真の姿、なのかも
しれない。
私たち三人は、岩穴の外で、
木々が生い茂り、爽やかな風が吹く中、
太陽を始めとする自然の恩恵を肌で感じ取って
いた。
子どもながらに、私は感謝の念が
溢れ出てきたのだ。