皆さま
おはようございます。
「夢のような世界を生きる物語」です。
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「夢のような世界を生きる物語」
～私が選んだその方法とは～
私に視線が集まっていた。
英国紳士のフランクさんと白い魔女からの
ものであった。
私は、思い浮かんだことを言葉に
していく作業を行う。
そして、出てきた言葉は、とても
シンプルなものだった。
「作家として、言葉にして伝えてゆく」
これ以上にもこれ以下にもなりそうに
なかった。
私の出した答えのようなものは、
とびきりシンプルだったのだ。
やっぱり、私は作家として、その
導くためのことを、どこから仕入れるかは
別として、言葉にして伝えることが
私の役割だと思い出したのだ。
そう、思い出したのだ。
私がどこぞやから受け取るメッセージや
インスピレーション、イメージは、どうやって
伝えればいいのだろう？
それは、言葉だ。
私たち人間が使っている言葉にして
いくことで、多くの人たちに伝えることが
そして、導くことができるのだ。
フランクさんも白い魔女も、私の答えに
驚いた様子もなかった。
それは、そうだ、といった感じだった。
「あなたの物語は、とても面白い」
「興味深いから、多くの人が読むことになる」
フランクさんも白い魔女も、私の物語を
読んだ、というより、聞いたことがある。
だからこそ、説得力を持っていた。
私自身もそう言ってもらえて、自信になるし、
何よりもこんな仲間に、応援してもらえて
うれしい限りだった。
もっともっと言葉を研磨して、より遠くまで
届くようにしていきたいと思っていた。
この丘だけに届けばいい、なんて、私は
本当はそんなに謙遜していない。
やっぱり、やるからには、遠くまで
私の言葉を届けたいのだ。
なんだか、フランクさんと白い魔女に話している
うちに、自分で決意させられているような
感覚になっていた。
「そうだ、もう後戻りなんてしない」
私は、これから、自分がやっていくことを
想像して、胸を高鳴らせている。
フランクさんも白い魔女も、同じ
気持ちでいるような気がした。
【終わり】
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