皆さま
おはようございます。
「夢のような世界を生きる物語」です。
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「夢のような世界を生きる物語」
~口を開いたのは私だったのだ~
次に、口を開いたのは私だったのだ。
私が疑問を出して、私がその答えを
発していた。
「私たちの役割は、人々を導いてゆくこと」
それまで、柔和だった私のリビングは、
ぴしゃりと音を立てて雰囲気が一変した。
「私も同じことを考えていました」
フランクさんは、この雰囲気に沿う
言い方で、そう発した。
白い魔女は一度だけうなずいただけだったが、
多くを語らないだけで、フランクさんに任せた
そう感じ取れた。
私たち三人の考え、そして、進むべく
道は、概ね決まっていたようだった。
そう、人々を導く。
それは、言葉で言ったら、簡単になるかも
しれない。
では、どこに、誰を導くのだろうか?
白い魔女が小さくため息をついて、
その答えのようなものを呟くのだ。
「私たちと同じように・・・」
私は、それを聞いて、もう一度繰り返す。
「私たちと同じように・・・」
私たち三人は、それが何を指しているか、
徐々に露わになっていった。
「私たち三人が先ほど体験したように」
「自分自身を深き深き思い出す」
このことは、誰が言ったのだろうか。
私かもしれないが、フランクさんかも
しれない、白い魔女だったかもしれない。
でも、誰が言ってもどうでもよかった。
誰でもいいのだ。
「自分自身を深き深き思い出す」
「しかも、生きながらに」
そんな体験をしたばかりだったが、
次にやることといったら、三人一致で
それしかなかった。
三人と言うとすごく少なく感じたが、
三人どころではなく、大勢一致している
ような団結力を感じた。
私たち三人の輝く目は、同じ方向を
向いていたのだった。