皆さま

 

おはようございます。

 

「夢のような世界を生きる物語」です。

 

詳しくは本文をお読みください。

 

公式LINEで👽宇宙直結チャンネル👽を

文章にして配信始めました!

 

ご興味ある方は、下記より友だち追加して

おいてくださいね!

 

本日もよろしくお願いします。
【自己紹介】

幸せな人生に転換できた僕の物語

 

-----------------------------------------------------------------------------

 

「夢のような世界を生きる物語」

~それでは読み始めたいと思います~

 

私は、「江戸タワーの物語(仮)」の原稿用紙を

両手に持ち、二人を見下げていた。

 

二人というのは、英国紳士のフランクさんと

白い魔女だ。

 

フランクさんは、私がいつも座っている

執筆をするときの椅子に座ってもらっている。

 

白い魔女にも椅子が必要だと思い、

リビングから丸椅子を持ってきた。

 

私は、原稿用紙を目の前にして、

どのように読んでいけばいいのか

このスタートをどう切ればいいのか

迷っているようだった。

 

いきなり本文から読めばいいのか、

いや、タイトルを言ったらいいのか

どうでもいいことが、やはり頭を

埋めつくす。

 

フランクさんも白い魔女も、そのことを

何か指摘するわけでもなく、ただただ

そこで、何かを待っていた。

 

耳に聞こえてくる何かを待っているのだ。

 

私は、困惑していた。

 

そのまま読めばいいのだろうか。

 

別にそのまま読めばいいだろう、

というのが、私の思考が出した

結果だった。

 

だから、その通りしようと思い、

原稿用紙を読みやすい角度に整えた。

 

こんな体勢をとってみると、学生時代

卒業証書を受け取ったときのことを

思い出すことができた。

 

でも、あれは、返事をして一礼して

受け取るだけだったよな。

 

また、どうでもいいことを考えていた。

 

フランクさんと白い魔女の方向を

見てみた。

 

二人ともさっきとまったく変わらない

表情、どちらかというと笑顔、を浮かべて

いる。

 

二人は、ただ、そこに在るような気がした。

 

そして、私は、先ほど出した結論へと

導かれようとしている。

 

そう、いきなり読み始めればいい、という

答えだ。

 

「それでは、読み始めたいと思います」

 

私の自我とは、まったく反対のことが

起きていた。

 

始まりの宣言をしていたのだ。

 

そして、その瞬間、外から聞こえていた

音という音が止まった。

 

鳥のさえずり、葉のこすれる音、風が流れる音、

せせらぎの音、その全てが聞こえなくなったのだ。

 

また、この空間の時間という概念が

消し去られたような思いだった。

 

心配になって、私は、フランクさんと

白い魔女を見た。

 

先ほどと何も変わってはいなかった。

 

【終わり】

 

-------------------------------------------------------------------

🐉公式LINE限定🐉

👽宇宙直結チャンネル配信中👽

ID検索:@064basll

-------------------------------------------------------------------