皆さま

 

おはようございます。

 

「夢のような世界を生きる物語」です。

 

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【自己紹介】

幸せな人生に転換できた僕の物語

 

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「夢のような世界を生きる物語」

~本当は地球に来たかったんだね~

 

私は、ベッドの上で、納得し過ぎて

動けなくなっていた。

 

朝を迎えていたが、耳を澄ましても

音がまったくしなかった。

 

無音という音もない。

 

風の音もしないし、動物の声も

聞こえない。

 

木々の葉がこすれる音もしないし、

せせらぎの音もしなかった。

 

水が干上がってしまったのかと、

真剣に心配になった。

 

でも、それを確認しにいくことは、

身体が動かず叶わない。

 

納得し過ぎて、地球という生命体の

地表に根を張ってしまったのだろうか。

 

私は、唯一動く脳内で、考え事を

するしかなかった。

 

この世界から、私以外の生命体が

どこかへ脱出してしまったのか。

 

私だけが置いていかれたのか。

 

ずいぶんと脳内を動かしていたら、

考えることがなくなった。

 

こんなことは、今まで生きてきて

初めてだった。

 

脳内が空っぽになっていくような、

そんな感覚になっていた。

 

すると、久方ぶりに音が聞こえた

ような気がする。

 

風の音だろうか、葉のこすれる音だろうか、

せせらぎだろうか、ラジオの音だろうか、

電話のベルの音だろうか。

 

今ならどんな音だって、歓迎できる

気がしていた。

 

でも、聞こえてきたのは、何かの声

だった。

 

私は、耳を澄ませるほかなかった。

 

「本当は地球に来たかったんだね」

 

誰の声かはわからない。

 

ただ、とても優しい声だった。

 

夏休みにだけ会える、田舎の

おばあちゃんの声と同じくらい

優しい声だった。

 

「そう、本当は地球に来たかった」

 

私の頬には、音もなく涙が流れて

いったのだ。

 

【終わり】

 

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