皆さま
おはようございます。
「夢のような世界を生きる物語」です。
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「夢のような世界を生きる物語」
~黒い光る玉はなんだったのだろう?~
私は、数日間、新鮮な水を飲み、
眠り続けるという生活を続けていた。
そして、ある日を境に、心と身体の
重さはなくなり、節々の痛みもなくなって
いたのだ。
しばらくの間、水しか飲んでいなかったので、
身体は痩せていたし、髭も伸びていた。
でも、こんなことは、今の私にとって
どちらでもいいことだった。
一番の気になることは、そう、あの
黒い光る玉はいったいなんだったのだろう?
ということだ。
それが、どうしても知りたかった。
私は、ベッドから身体を起こし、出かける
準備をした。
シャワーを浴びて、髭も剃った。
誰かに会うわけでもないが、なぜだか
自分をスッキリとさせてあげたくなって
いたのだ。
そして、残っていた果物を取り出し、
ミキサーにかけてジュースにした。
それを、少しずつ私は、胃に流し込んだ。
水以外のものを摂取するのは、久しぶり
だったから、慎重に飲んだ。
久しぶりに飲んだ、水以外のものは、とても
美味しかった。
甘さというものは、私の心を喜ばせた。
自然の甘みに、自然と感謝が湧いた。
そして、私は、登山用のウェアに着替え、
外に出て行く。
あの新鮮な水が湧く小川を通り、私は、
カラフルな屋根の家にやって来た。
なぜだか、ここに黒い光る玉の正体が
あるような気がしたからだ。
カラフルな屋根の家にある窓を覗き込んだ。
もちろん、誰も住んでいないことを
確認してからだ。
すると、痩せ細ったというよりも
余計なものがそぎ落された、シャープな
顔立ちの私が映っていた。
それは、紛れもなく私だ。
私は、私と目が合った。
私は、私に尋ねることにした。
「久しぶり」
「いや、ずっと一緒にいたよ」
「朝のフルーツジュースは飛び切り美味しかった」
「もちろん、わかる」
「ところで、あの黒い光る玉はなんだったの?」
「・・・」
「教えてほしい」
少しの間が空いて、窓に映る私が
口を開こうとする。