皆さま
おはようございます。
「夢のような世界を生きる物語」です。
詳しくは本文をお読みください。
公式LINEで👽宇宙直結チャンネル👽を
文章にして配信始めました!
ご興味ある方は、下記より友だち追加して
おいてくださいね!
-----------------------------------------------------------------------------
「夢のような世界を生きる物語」
~江戸タワーの神殿で祈りを捧げる~
私は、御姫様と神官と顔を見合わせ
終わり、神殿の中へと歩みを進めた。
そこは、神殿、と言っても、もちろん
木造で、木の香りが漂っていた。
なんだか、神輿の中に入ったような
不思議な感覚がしていた。
閉塞感はない。
ただ、ここに、神殿として在り、
ただただエネルギーを発している
そんな様子がした。
それは、山の上でただただ生えている
木と同じなのかもしれないと思った。
だからなのか、私にとってはとても
居心地がよかった。
それは、御姫様も神官も同じであった。
私と英国紳士のフランクさん、白い魔女が、
割と似た環境で過ごしていたように。
そして、神殿なので、何かこう、
神様を模したようなモチーフというのか、
そういったものがあるのかと思ったのだが、
そこには、何もなかった。
それくらい、すんとしていた。
静けさという表現さえも騒がしく
感じてしまうほどだ。
何もない。
本当に空気さえあるのか?と疑って
しまうほどだった。
外は、あれほどまでに風が吹いていたが、
ここに入ると、何も感じなかったのだ。
そして、私が、空間の無を感じていると、
神官が、私を祈りの道へと誘っていく。
それに、御姫様も続いた。
そして、神官も。
私たちは、三者ともに、祈った。
祈りを捧げた。
そこからは、空さえ見えなかったが、
大きすぎるエネルギーがあった。
だからこそ、何もないように感じたのだ。
祈りは、自然と深くなっていった。
私は、何について祈っているのだろうか?
わからなかった。
祈りは、ずいぶんと続いたようだった。
気が付くと、神官が、目の前にいて、
私たちの祈りを大きく広げていってくれて
いるような気がした。
そうして、神官の音のない合図で、
私たちの祈りは終焉を迎えた。
何かを思い出す感覚。
いや、確実にこの感覚を味わった
場がある。
そこは、どこだったのだろうか?
わからなかったが、私たちは、少なくとも
私は、自分の大切な部分に触れ、知ることが
できたような気がしていた。
絶対的な安心感の入り口に立ったような、
言葉で表現する必要さえないのかも
しれない。
私は、今、江戸タワーの最上部にある
神殿で、御姫様と、神官と祈りを捧げた
ところなのだ。