皆さま
おはようございます。
「夢のような世界を生きる物語」です。
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「夢のような世界を生きる物語」
~江戸タワーのお殿様~
私は、新しい丘の上で見つけた
櫓(やぐら)の最上部に立っていた。
あまりの高さと、風の強さに、驚き、
恐怖のあまり、足が動かなくなっている。
すかさず、私は、目を瞑ってしまった。
そこは、江戸タワーだった。
江戸時代なのだろうか。
私は、木造の塔のようなところに
住んでいた。
自分の姿をまじまじと見てみると
お殿様のような格好をしている。
そして、周囲には、多くの人たちが
いた。
私のことをお殿様と呼んでいる。
それで、私は、自分がお殿様だと
わかったのだ。
部屋には、ガラスはついていないが、
窓のようなものがいくつかあった。
私は、そこから外の景色を見ている。
やはり、そこからは、空しか見えない。
とても高いところにいる。
江戸タワーだ。
そして、私は、お殿様なのだ。
なぜ、ここにいるのか、なぜ、ここで
お殿様になっているのか、私にはなかなか
理解ができずにいた。
「お殿様、姫様が参ります」
年老いた着物姿の男性が、私にそう
言った。
「姫様?」
私は、心の中で、そう呟いた。
梯子を上がってくる音がする。