皆さま
おはようございます。
「夢のような世界を生きる物語」です。
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「夢のような世界を生きる物語」
~入れ替わる三連星~
丘の上にある家には書斎があるが、
今は使わなくなっていた。
あれだけ、毎日執筆に没頭していたのが、
嘘のようだ。
そして、私は、書くこともなく、ということは、
収入がないのも同然だが。
日々、丘の周囲を散策したり、ウッドデッキで
一日中、景色を眺めたりして過ごしていた。
ここのところ起きていたことを、私の頭は
整理しようとしているようだ。
でも、今までの常識などに当てはめると、
それは、私の頭からは戻されてしまう。
そう、受け入れることなど、私の頭では
できないのだ。
ということは、生きている世界、次元が
変わったのかもしれない。
私は、勝手にそう結論づけていた。
そして、色濃く残る出会ったふたり。
英国紳士のフランクさん、白い魔女。
そして、私。
英国紳士は、中世ヨーロッパにおいて
お城の中で執筆をしていた貴族だった。
白い魔女は、その名の通り、おそらく
英国紳士が生きた時代と同時期に、それこそ
魔女だった。
そして、私がいる。
交わることのなさそうな3人。
だが、私の頭の中ではなく、深いところで
確信めいたものがある。
でも、それも私の頭では到底理解が
できないのも事実だ。
そう、その三連星は、魂がそれぞれ
入れ替わっていっていたはずだ。
私が、私と書くとややこしいが、
私の魂が、英国紳士のフランクさんを
やっているとき、フランクさんの魂は、
白い魔女をやっている、白い魔女の魂は、
私をやっている。
三連星の魂は、順々に、その肉体に
入っていって、それこそ同じような
体験をしてきたのだ。
もちろん、それぞれの魂にとっては、
それぞれが初体験になるわけだ。
そして、それをやった意味、というのが、
必ずやあると思う。
意味もなく、果たして、数十年、数百年を
かけて、魂の入れ替えを行うだろうか。
それぞれが、一様に体験することに
大きな意味があったに違いない。
でも、その答えはまったくわからないし、
答えのようなものもわからないでいた。