皆さま
おはようございます。
「夢のような世界を生きる物語」です。
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「夢のような世界を生きる物語」
~コーヒーから湧いてきた答えのようなもの~
私は、フランクさんからもらった
コーヒーを淹れて、カップを持ち、
ウッドデッキに出てみた。
そして、久しぶりにそのコーヒーを
啜ってみるのだ。
湿った木々から出る匂いとコーヒーの
香りが重なり、余計に美味しく感じた。
そして、コーヒーを啜る度に、徐々に
フランクさんが、なぜ、あんなに苦しみの
中、執筆をしていたのかが、わかってきた
ような気がしてくる。
苦しみの中、苦しみ抜いて書いた物語には、
その時苦しんでいる人たちに伝わる。
そんな役割のようなものがあるのだ。
そのとき、そのステージにおいて、書ける
物語、伝わる物語、というものがあるに
過ぎない。
フランクさんは、決して不幸なのでは
ないのだ。
その過程を持ってして、いつしか、こうして
丘の上の家で、書斎に入り、執筆に没頭
することができるようになる。
そう、今の私は、苦しみながら書く、という
ステージは卒業しているのだ。
ただ、それを思い出すためにも、少々
苦しみながら書くという体験もした。
でも、完全に理解した今、これから、
苦しみながら書くということはなくなる
だろう。
もちろん、アイデアを欲することもあるかも
しれない。
でも、それは、苦しむのではなく、ただ、
楽しみながらアイデアを生み出していけば
いいのだ。
そう、そして、もう一度、フランクさんは
決して不幸なんかではなかったのだ。
それは、本人しか決めることはできないが、
私は、たしかにそう感じた。
気が付けば、私の持っていたコーヒーカップは
空っぽになっていたのだ。