皆さま
おはようございます。
「夢のような世界を生きる物語」です。
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「夢のような世界を生きる物語」
~白い魔女の余韻に浸る間もなく~
私は電話を持っていたことに、
初めて気が付き、リビングでその
電話に出た。
相手の声が聞こえてくる、その
吐息が聞こえたとき、誰からかかって
きたのか、わかった気がした。
そして、実際に声が聞こえたとき、
私は、確信する。
そう、あの英国紳士、フランクさんだ。
フランクさんは、いつの間に、私の
電話番号を知ったのだろうか。
そんな疑問はあったものの、フランクさんは、
どんどんと話しを進めてくれた。
近況や、久々に会いたいとも言って
くれたのだ。
そんなに仲が良かったのか、もう
私にはよくわからなかったが、こうして
時間を気にせず、電話で話せるということは、
その仲は近いものなのだろう。
そうして、フランクさんは、私を
街で会おうと、誘ってくれた。
英国紳士のフランクさんは、私に
待ち合わせの場所を提示してくれた。
なぜだか、フランクさんは、私に
その場所の住所を伝える。
住所を聞いても、あまりピンと
こなかった。
きっと、私の家からは割と近い、
それくらいだった。
でも、突然に引っ越してしまった
英国紳士、フランクさんと会えるのは、
なぜだか私をドキドキとさせる。
もう、二度と会えないと思っていたからだ。
なんだか、白い魔女のことで、エネルギーを
使い切り、少しゆったりと余韻に浸りたかったが、
そうもいかないようだった。
私は、日時と、住所を念入りにメモをして、
楽しみにしていると、フランクさんに伝え、
電話を切る。
なんだか、私をゆっくりと眠らせては
くれないようだ。
気持ちの高まりを抑えられるはずもなく、
私は、静かな丘の景色を見ながらワイングラスを
一気に傾けた。