皆さま
おはようございます。
「夢のような世界を生きる物語」です。
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「夢のような世界を生きる物語」
~白い魔女の本質に迫る~
白い魔女の人生を書くという
執筆を承ったものの、一向に
筆が進まずにいた。
仕方がないので、白い魔女が
やっている喫茶店に度々訪れる
ことにした。
でも、真正面から何度もインタビューしても、
書きたいこと、白い魔女の本質は浮かび上がって
こないのだ。
だから、今回は、白い魔女が喫茶店で
働く様子をただただ観察させてもらうことに
した。
白い魔女の、白く透き通ったような肌、
その繊細な手先、美しい表情。
私は、ただただコーヒーを飲みながら、
白い魔女の様々な魅力を観察していた。
やはり、一向に飽きなかった。
そして、気が付いたことがある。
魔女がコーヒーの機械を使って、コーヒーを
淹れている姿を見ていると、まさに魔女としか
思えなくなってくるのだ。
魔女が毒を扱うというのは、きっと
絵本の世界だけなのかもしれない。
白い魔女は、そんなことはしない。
飲んだ人の心の奥まで浸透させる、
透き通ったエネルギー。
白い魔女は、コーヒーにそれを
ブレンドしているようだった。
その手さばきは、華麗なものと
言えた。
なんとも軽やかな動きだろうか。
その時だった、喫茶店の入り口が開き、
屈強な男たちが入ってきた。
どうやら、警察官のような格好した
人物たちのようだ。
もしかしたら、警備員なのかも
しれない。
その瞬間、白い魔女のあれほど軽やか
だった表情、動きが引きつったのだ。
一瞬の出来事だったが、私は見逃さなかった。
そのとき、白い魔女の人生に本当は
影があることに気が付いたのだ。
白い魔女が書いて欲しいと、心から
思っている何かが見えた気がした。
私は、心を落ち着かせるため、深呼吸をして、
コーヒーを一口啜った。