皆さま
おはようございます。
「夢のような世界を生きる物語」です。
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「夢のような世界を生きる物語」
~白い魔女からのご依頼~
「魔女の休憩所」と書かれた看板、
そこは喫茶店だった。
白い魔女が、コーヒーを淹れてくれる
なんとも不思議だが、居心地のよい場所。
そこで、どうやら、私は時間という
概念を忘れて、閉店時間までそこにいた。
記憶もまばらだが、そこで、私は
執筆を始めていたらしい。
その様子を見ていた白い魔女。
お会計の際、とうとう白い魔女は
口を開いた。
間近で見た白い魔女は美しく感じる。
目は大きくキリリとしていた。
顎先もラインがシャープで
美人のそれだったのだ。
白い魔女は言った。
「あなたのことをお待ちしていたわ」
「あなたは、とてもいい文章を書く」
「遠くから失礼ながら見て、それを感じたの」
白い魔女は、一気にそこまで話しあげる。
私は、ここは現実の場所なのか?
そんなことを疑問に思っていた。
白い魔女は、はっきりとしない私の
表情など関係もなしに、続けた。
「あなたに、執筆の依頼をしたいの」
急な話だった。
でも、白い魔女の目は真剣そのものだ。
冗談や社交辞令のそれとは、違うことは、
ぼんやりとした私にもわかった。
「それは、また、突然ですが」
「いったい、どんなことを書けばいいのでしょうか?」
白い魔女の目元がニコリと笑った。
うっすらと入った目尻のシワが、
白い魔女の人生経験を表しているようだった。
「私の人生を書いて欲しいの」
「あなたにならお願いできると」
「そう直感的に感じたの」
「どうかしら?」
「もちろん、報酬もはずむわ」
「どうかしら?」
白い魔女は、先ほどまでの表情とは
打って変わって見えた。
白い魔女の魔女の部分が切り取られて、
見えるようだった。
白い魔女と再び目が合う。