皆さま

 

おはようございます。

 

「新しい地球を生きる物語」です。

 

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【自己紹介】

幸せな人生に転換できた僕の物語

 

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「新しい地球を生きる物語」

~英国紳士の忘れ物を返しに~

 

丘の上の家で、執筆活動に

没頭する日々が続いている。

 

そして、あの英国紳士が忘れていった

水筒、それを眺めながら、物語を

書いていった。

 

「いったい、あの英国紳士は誰なのだろう?」

 

知らないはずなのに、水筒を眺めていたら、

英国紳士の物語が書けたのだ。

 

合っているかどうかもわからないが。

 

そして、冷静に考えれば、未だにあの

英国紳士の名前を知らないままでいる。

 

話すとき、本来なら名前を聞きそうなものだが、

話し始めると、なぜだか名前を聞く必要が

ないような気になるのだ。

 

しかし、今回こそは、名前を聞こう。

 

この水筒を返すことをきっかけに。

 

ウッドデッキに出て、あのカラフルな屋根の

家を見てみた。

 

すると、すぐに気が付いた。

 

カラフルな屋根の家にもウッドデッキらしき

ものがある。

 

そこに人影があるのだ。

 

間違いない、あの英国紳士だ。

 

大きな声で呼びかければ、英国紳士に

届くかもしれない。

 

でも、ふと我に返った。

 

大きな声を出すのが苦手だったのだ。

 

仕方がなく、そのまま靴を履き替え、

水筒を持ちながら、外に出た。

 

丘を下りながら、茂みの中を小走りで

進んでゆく。

 

しばらくすれば、カラフルな屋根の家に

たどり着く。

 

やはり、山道なので、20分くらいは

かかっているようだ。

 

本来なら、10分もかからないような

距離だと思う。

 

そうして、少し上り坂になっている先に、

カラフルな屋根の家が現れる。

 

深呼吸をして、カラフルな屋根の家に

近づいてみた。

 

すると、英国紳士は、ウッドデッキで

立って、こちらを見ていたのだ。

 

まるで、自分がやってくることを

最初から知っていたのだろうか。

 

そして、笑みを浮かべて、

「おはようございます」

「どうしたんですか?こんな朝早くに」

 

英国紳士は流ちょうで、フレンドリーに

話しかけてきてくれた。

 

こちらも悪い気はしないので、できるだけ

大きな声で、挨拶を返したりしてみる。

 

「忘れ物を届けに来たのです」

 

右手に持った水筒を掲げてみた。

 

「水筒です」

 

英国紳士は、オーバーリアクションと

言われそうなくらいに手足を使って、

「しまった」という表現をする。

 

その姿が、なんだか情緒溢れるもので、

一気に、自分が親近感を感じていることに

気が付く。

 

「すみません」

「本当にありがとう」

 

そうしているうちに、英国紳士のいる

ウッドデッキの前までやってきていた。

 

そして、水筒を英国紳士に渡して、

再びお礼を言われる。

 

すぐに帰ろうと思っていたが、英国紳士は、

是非といって、話しをしてくれた。

 

英国紳士は、日本に来て初めて話すんだと

言い、自分の生い立ちについて話したのだ。

 

それを聞いて、首筋がヒヤリとした。

 

それは、水筒を眺めながら書いていた

英国紳士の物語と内容が酷似していたからだ。

 

「いったい、どういうことなのだ?」

 

さすがに、そんなことを英国紳士に

伝えるわけにもいかず、話しを昼くらいまで

して、帰ることにした。

 

「また、遊びに来てください」

 

英国紳士は、そう言ってくれた。

 

「じゃあ、また」

 

と、言って、元来た道を戻ってゆく。

 

途中で、気が付いた。

 

「やっぱり、名前を聞くことを忘れている」

 

【終わり】

 

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