皆さま
おはようございます。
「新しい地球を生きる物語」です。
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「新しい地球を生きる物語」
~英国紳士の忘れ物を眺めて~
丘の上の家で、執筆活動に
没頭する日々を送っていた。
その中で現れた英国紳士。
ウッドデッキで一緒に飲んだ
コーヒー。
その時忘れていったと思われる
水筒。
水筒を手に取り、返さなくては
いけないと思う。
その一方、あのカラフルな屋根の家に
行くことに恐怖を感じる自分。
しばらくの間、水筒を書斎に置いて
いた。
水筒を眺めていると、なぜだか英国紳士の
今までの経歴が浮かび上がってくるよう
な気がする。
それを、ひとつひとつ、物語にして
執筆してみたりした。
どこかに発表するための物語ではないが、
水筒から読み取ってみたのだ。
なんとも不思議な感覚。
水筒という感情を表に出さない物体、
そこに在るだけ。
だからこそ、客観的な英国紳士の
物語が浮かび上がるのかもしれない。
英国紳士の物語、真実かどうかは
わからないが、すらすらと万年筆を
滑らせて、執筆していく。
もしや。
ふと、あることを思いつく。
もしかしたら、自分のことを
思い出して欲しくて、英国紳士は、
あえて水筒を置いていったのだろうか。
想像力をかき立たせるためにも。
この丘の上の家では、思いもよらない
ことが普通に起きる。
だから、こちらも物事を多面的に
見ることができるようになった。
英国紳士のおかげなのかもしれない。
そして、一通りの英国紳士の物語を
書き終えたとき、この水筒の役目が
終わった気がした。
そうだな、明日、英国紳士に返しに
いこう。
英国紳士の物語は、とても分厚い
内容になった。
そして、深い眠りに就いた。