皆さま

 

おはようございます。

 

「新しい地球を生きる物語」です。

 

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【自己紹介】

幸せな人生に転換できた僕の物語

 

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「新しい地球を生きる物語」

~驚きの訪問者~

 

丘の上の家で、執筆活動に没頭

する日々が続いていた。

 

なんとも幸せなことだが、日常に

変化がある。

 

今までだと考えも予想もつかないような

ことが、起き続けるのだ。

 

その中のひとつが、英国紳士。

 

夢に出てきていた英国紳士が、

近所に住んでいるようだったのだ。

 

今日は、なんとなくボーッとしていた。

 

昨日は、あのせせらぎを見ていたら、

英国紳士が突然現れた。

 

なんだか、執筆に集中できずに

いたのだ。

 

でも、ここでやることと言えば、執筆を

するか、近所の自然を散策するくらいしかない。

 

そういえば、街にも出ていないなと

思ったが、今のところ行きたいとは

思わなかった。

 

まだ、最初から完備されていたであろう

保存食のようなものを食べ続けているからだ。

 

お酒だってたくさんある。

 

いかんいかんとまた執筆に戻ろうと

した。

 

万年筆を持って、原稿用紙を見つめるが、

どうにも書けないでいた。

 

身体がこわばっているのか、急に

伸びをしてみる。

 

少し気分が変わるかと思ったが、そんなに

効果はなかった。

 

そして、書斎にある窓から外の景色を

見ることにする。

 

ハッとした。

 

その窓には、英国紳士がいた。

 

こちらに自然な笑顔を向けて

いたのだ。

 

さすがに、驚いたが、気を取り直し、

書斎の窓を開けることにした。

 

英国紳士は、今までで一番気さくに、

なっていたのだ。

 

なぜだか、わからないが、昨日せせらぎで

一緒になったからか。

 

「突然に来てしまってすみません」

 

申し訳なさそうに、右手で頭を触りながら、

小刻みに礼をしている。

 

「いえいえ、そんなことはありません」

 

「今、外に出ますから」

 

そう言って、書斎を出て、ウッドデッキに

英国紳士を案内した。

 

どうも英国紳士を家にあげることは、

しないほうがいいと思ったのだ。

 

ウッドデッキの椅子に腰掛けてもらうと、

英国紳士が鞄から、水筒を出してきた。

 

「これを一緒に飲もうと思いまして」

 

「それは、なんですか?」

 

「昨日の川の水で淹れたコーヒーです」

「カップを持ってこようと思ったのですが」

「忘れてしまいました・・・」

 

「カップならありますよ」

 

そう言って、家の中からカップを

ふたつ持ってきた。

 

「ありがとうございます」

 

英国紳士は律儀にお礼を言って、

カップにコーヒーを注いでくれたのだ。

 

「熱いうちにどうぞ」

 

少し不気味に思ったが、ここまで用意

されたのに、断ることはできない。

 

むしろ、カップは自分で用意してしまったし。

 

英国紳士が先にコーヒーを啜るのを

確認してから、飲んでみることにした。

 

英国紳士は、コーヒーを一口飲むと、

表情がさらに柔らかくなったようだった。

 

そして、自分でもコーヒーを飲んでみる。

 

「美味しい」

 

自然と、そう口が言っていた。

 

「そうでしょう?」

 

「豆が特別なのではないのですよ」

「やっぱり、水がいいのだと思います」

 

「あの川の水ですよね?」

 

「そうです」

 

でも、たしかにこのコーヒーは美味しいのだ。

それだけは、わかった。

 

そこで、英国紳士の素性を聞いてみたいと

思ったが、コーヒーを飲み終わると、すぐに

「それでは、私は帰ります」と言って、

椅子から立ち上がった。

 

カップを借りたお礼を何度も言われて。

 

「美味しいコーヒーをありがとうございます」

 

そう言うと、英国紳士は満足そうにして、

この家を後にした。

 

残されたのは、英国紳士の使ったカップ

だけだ。

 

本当にこのカップでコーヒーをあの英国紳士が

飲んだのだろうか?

 

そう疑うほどに、カップの中身は綺麗

だったのだ。

 

カップを流しで洗うと、なぜだかみるみる

うちに、執筆をしたくなってきていた。

 

集中力が上がってきているのだ。

 

書斎に籠もり、その日は、夜が深くなるまで、

執筆に没頭した。

 

あのコーヒーに秘密があったのだろうか・・・

 

そんな疑問に、時間をかけている場合でもないほど、

執筆がはかどったのだ。

 

【終わり】

 

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