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「新しい地球を生きる物語」です。
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「新しい地球を生きる物語」
~夢にも出てきた英国紳士~
丘の上の家で、執筆に没頭している。
そんな生活を送るようになった。
この家にきて、眠っているとよくよく
夢をみるようになっていた。
以前は、そんな夢など覚えていられる
こともなく、毎日が雑に過ぎていった
感がある。
でも、今はほぼ毎日夢をみているように
思う。
この日は、いつもよりも早く床に就いた。
疲れていたのかもしれない。
そうして、しばらくすると夢をみた。
あの英国紳士がでてきたのだ。
夢だが、自分がでてきていないように
感じた。
英国紳士は、中性のヨーロッパに
住んでいるようだ。
イギリスの広い宮殿の中にある
やっぱり書斎のようなところにいる。
たくさんの古い本が、棚を埋め尽くす。
英国紳士は、そこで、ランプのようなものを
つけて、明かりを灯していた。
英国紳士もそこで執筆に勤しんでいる
ようだった。
綺麗な格好をして、しっかりと髪を分け、
立派な口ひげをたくわえていた。
なんとも凜々しい表情を浮かべている
英国紳士。
執筆、というと、限界を感じたりして、
どんどんと表情を失っていくが、この
英国紳士は、いつまでも凜々しかった。
夢は、それまでだった。
英国紳士も作家だったのだ。
そこで、目が覚めた。
自分がどこにいるのか、ここが
中世ヨーロッパの宮殿ではないかと
本気で錯覚する。
怖くなり、確認するためにも、寝室から
書斎を覗いてみた。
恐る恐る、自分が慣れ親しんできた
書斎を覗く。
そこは、夜中のすんとした書斎であった。
もちろん、そこに誰の姿も見えない。
大きく深呼吸をする。
ホッとしていた。
しかし、この丘の上の家、この世界は
どうなっているのだろうか?
なんだか、眠れる気がしない。