皆さま
おはようございます。
「新しい地球を生きる物語」です。
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「新しい地球を生きる物語」
~筆が乗ったとき~
丘の上の家で、執筆に没頭
している。
執筆している以外の時間は、
今までに比べると、ずいぶんと
すくなっている気がする。
そして、面白いのが、書いても書いても
飽きないということ。
書斎の机に向かって、お気に入りの
万年筆を手に取り、執筆をしていく。
最初は、少し、思考が執筆を遮る。
しかし、どこかで、何かが切り替わり、
執筆に没頭していくのだ。
今日も、そのパターンだった。
どんどんと執筆に没頭していった。
紡ぐ言葉が、スラスラと、まるで
どこからか送られてきているのかと
錯覚するほどだった。
執筆に没頭して、どれくらいが
経っただろうか。
どこかで不思議な世界と繋がったような
感覚があった。
脳裏に浮かぶ映像、ここは丘の上のだ
地球の日本のはずだが。
脳裏に浮かんだのは、それとはまったく
異なる映像だった。
中世ヨーロッパと一言が表せそうな、
情景が広がっていた。
人間の姿も確認できたが、なぜだか
みんな顔の表情を見ることができない。
その中のひとりが、こちらに近づいて
きた。
その街の貴族のような出で立ち、
綺麗な服を着ている。
そして、なぜだかその人物だけが、
表情を見て取ることができるのだ。
髪の毛もビシッとしていて、口のまわりに
髭をたくわえていた。
貴族や紳士、といった感覚だ。
ステッキこそ持っていなかったが、
持っていても違和感がない。
英国紳士、とでもいった感覚。
近づいてきて、何かを話している
ようだったが、無声映画のように
何も聞こえることはなかった。
ただ、その英国紳士の表情は、
ハッキリと脳裏に焼き付くことに
なったのだ。
その後、意識が変わってくる。
いつもの丘の上の家にある書斎だ。
原稿用紙を見ると、とてつもない
枚数を書いたようだった。
これほどまでに、執筆に没頭したことは
今まであっただろうか。
脳裏にハッキリと残った英国紳士。
いったい誰なのだろう。
そんな疑問を遙かに超える眠気が
襲ってきて、今日一日を終えてゆくのだ。