皆さま
おはようございます。
「新しい地球を生きる物語」
です。
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「新しい地球を生きる物語」
~コーヒーが映し出すメッセージ~
丘の上の家で、執筆に没頭している。
今日も、書斎にこもって、書き続けて
いた。
気が付けば、没入していたのか、お昼の
時間などとっくに過ぎ去っていたのだ。
とはいっても、空腹に気が付いたからには、
放っておくことはできない。
仕方が無く、万年筆を机に置き、
書斎の席を立つ。
朝につけた暖炉の火をもらってきて、
ソーセージとパンを焼く。
ついでに、お湯もわかして真っ黒な
コーヒーを淹れるのだ。
コーヒーをテーブルに置き、左手に
ホットドッグを持つ。
ホットドッグを頬張れば、その
旨味を感じることができる。
テーブルに置いたコーヒーと目が
合った気がした。
テーブルにカップを置いた勢いで
コーヒーがぐるぐると回っているようだ。
すると、ポツンとコーヒーの水面に
水滴のようなものが落ちてきた。
慌てて、天井を見上げるが、そこに
水が滴っている様子はなにもなかった。
窓から外を見たが、雨だって降っていない。
でも、確かに、コーヒーの水面は、水滴が
落ちたことで、ゆっくりと波紋を広げて
いく様子がわかった。
その波紋から目が離せなくなっている。
コーヒーカップの波紋は、カップの淵に
到着すると、何もなかったかのように
消えていく。
でも、水滴は落ちてきていないはずだが、
次に波紋が生まれ、消え、また生まれる。
そんな様子が見られたのだ。
そのとき、このコーヒーの水面の波紋から、
特別なメッセージを受けている気がした。
「広げていってください」
「何をでしょう?」と心の中で聞いていた。
「わかっているでしょう?」と微笑みながら
言われている気がする。
そして、コーヒーの波紋は静かに消えて
いたのだ。
胸のあたりに暖かいものが、広がって
いくような感覚があった。