皆さま
おはようございます。
「あなたの霊性が目覚めゆく物語」
です。
詳しくは本文をお読みください。
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「新しい地球を生きる物語」
~魂の道標になるチーズネズミ~
原っぱにネズミがいました。
ネズミは、迷っています。
そう、それこそ生き方に迷って
いたのです。
どこに向かって歩けばいいのか、
どこに向かって生きていけばいいのか。
まったくわからなくなっていました。
ネズミは、ずっとチーズ工場で
働いていたのです。
でも、環境が変わっていって、チーズ工場は、
潰れていってしまいました。
ネズミは、急にやることもなくなって
いたのです。
なにもわからなくなっていたネズミは、
昼間は太陽の方向へ、夜は月の明かりに
向かって歩き続けていました。
でも、原っぱの光景は変わらず、どこまでも
平原が続くのです。
ネズミは、途方に暮れていました。
ずっと、チーズ工場で飼われているように
働いてきたことを後悔していたのです。
でも、ネズミは、歩き続けてみました。
何もやることが、ないし、わからなかった
からです。
すると、原っぱの向こうに、ぽこん
ぽこんと音を立てて、何かが盛り上がって
ゆきます。
小さな山のように見えました。
ネズミは、その小さな山に向かって
小走りで近づいていきます。
ネズミは、小さな山にたどり着いて
よくよく見てみました。
そして、ネズミは、懐かしい匂いが
するなあとも思っていたのです。
なんと、小さな山はチーズでした。
苦楽を共にしたとも言える、チーズ
だったのです。
気が付けば、ぽこんぽこんとチーズの
山は、どんどんと飛び出してきます。
ネズミは、チーズの山をいっこずつ
辿っていきました。
何日間ネズミは、走り続けたでしょうか。
ネズミは、新しい街にたどり着いたのです。
今までのネズミとは、ちょっとばかり
違う、まるで、宇宙ネズミでした。
ネズミは、初めてその街に足を踏み入れて、
宇宙ネズミと接触したはずです。
でも、たしかなる懐かしさを覚えました。
今日から、ネズミは、ここで、素敵な
未来を創造しながら生きてゆくのです。
ちゅーちゅー