皆さま
おはようございます。
「あなたの霊性が目覚めゆく物語」
です。
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「新しい地球を生きる物語」
~出番がやってくるインドカレー~
地球の日本のどこかで、お正月が
やってこようとしていました。
とあるお宅では、お正月の雰囲気が
ピークを迎え、慌ただしくも穏やかな
お正月独特の時が流れているのです。
そのお宅には、インドカレーが
いました。
インドカレーは、初めての日本のお正月、
とてもドキドキをしていたのです。
でも、一向にお呼びがかかりません。
呼ばれていくのは、お餅や、蕎麦、
高級そうなお刺身たちでした。
インドカレーは、自分が呼ばれないこと、
そんな自分に腹が立っていたのです。
哀しくもありました。
インドカレーは、日本にやってきたことを
悔いていたのです。
「インドに帰りたい」
静かになったお宅の戸棚の中で、シクシクと
泣きながらそう呟きました。
「もう、このまま腐っていってしまうのでは」
インドカレーは、ずいぶんと悲観的にも
なりました。
そして、どこかで、インドに帰ることが
できないことも、知っていたのです。
ここまできたら
「もう、どうにでもなれ」
ある意味で、インドカレーは腹を括りました。
すると、お正月から1週間ほどが経ったとき、
戸棚が開いたのです。
「和食に飽きたわ」
「ちょっと異国のあの味が食べたい」
「スパイシー」
そんな声がインドカレーにも聞こえて
きました。
そう、お正月の料理に飽きてきた
家族が、とうとうインドカレーに手を
のばしたのです。
機が熟しました。
ただ、それだけです。
インドカレーに価値がないとか、ダメだとか
そんなわけではありませんでした。
「インドカレーが活躍する時が来た」
ただ、それだけなのです。
そうして、インドカレーは、和食に飽きた
家族たちに、美味しく食べられてゆきました。
インドカレーの時代がやってきた。