皆さま
「あなたの霊性が目覚めゆく物語」
です。
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【自己紹介】
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「あなたの霊性が目覚めゆく物語」
~私は誰なの?リスが森で抱いた疑問~
森の中にリスがいました。
リスは、毎日、森の中にできた
木の実の工場で働いています。
そこは、森が切り開かれていて、
自然なものとは異なっていました。
リスたちは、そうして、文明を
切り開いていったのです。
森の中には、新しい木が生えなくなった
場所もあります。
小川の流れも変えられていたり
するのです。
リスは、それが、今、自分たちが
大切にすることだと信じて邁進
してきました。
要するに、リスは、自然を壊してでも
文明を切り開き、豊かな暮らしを
目指したのです。
それから、ずいぶんと時間が経って
います。
でも、リスが、悪者なわけでは
ありません。
リスは、毎日、木の実の工場で働き、
家族の元に戻ります。
でも、リス全体としては、森は自然な
反応をみせるのです。
森の思わぬところに大きな穴が開いたり、
雨が止まらず、なぜだか森の中に水が
溜まり、洪水が起きるようにも
なりました。
自然の災害が増えていったのです。
リスは、それでも木の実の工場で
働いていましたが、その変化に
敏感に気が付いていきました。
「今こそ、気が付くべきなのだ」
「私が誰なのか?」
リスは、長年の疑問でもある
「自分は誰なの?」という疑問は、
この森に起きていることに関係しているとも
感じていたのです。
そう、リスたちは、それくらい自然を
犠牲にしてきました。
だから、その反応が起きているのだと
リスは、理解していったのです。
そう、そして、リスの疑問、
「私は誰なの?」
リスは、この自然を大切にすること、
森を大切にすることでが、今、急務だと
感じていました。
それは、リス全体が、そちらに向かなくては
収まりません。
だけど、多くのリスは、気が付いていないのです。
だから、このリスは、自分だけでも、
共感できるリスだけでもと、活動を
していきました。
なぜ、そんな活動をするのか?
それこそが、「私は誰なのか?」という
疑問の答えに繋がってゆきます。
リスは、その活動を続けていくうちに、
そのことがわかっていきました。
「私は、私」
「私は、森でもある」
「私は、他のリスでもある」
「私は、森を育む地球でもある」
「・・・」
「ということは」
「私は私であり、宇宙でもある」
「私が私だと思っているこの自分は」
「ほんの一部に過ぎない」
そのことに、自然に対する活動で、
気が付いていきました。
そうなったとき、リスは、本当の意味で
光の輝きを取り戻し、森の中で、まるで
灯台のように、多くのリスの目印と
なっていったのです。