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「あなたの霊性が目覚めゆく物語」
です。
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【自己紹介】
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「あなたの霊性が目覚めゆく物語」
～リスが伝える宇宙の真理～
森の中にリスが住んでいました。
リスには、悩みがあったのです。
それは、リスが勤める木の実の加工工場の
先輩リス社員とのことでした。
先輩リス社員は、リスに、ちょっとした
ことでも、口うるさく説教したのです。
先輩リス社員も、コンプライアンスを
気にしているのか、言葉使いには気をつけながらも
リスにある意味で詰め寄ってゆきます。
リスは、これが、とてもストレス
でした。
だから、先輩リス社員が異動してくないかとか、
引っ越してくれないかと願わずにはいられなかった
のです。
日々願っていました。
でも、その状況は変わりません。
ある休日、リスは、森の中に散歩へ
出かけました。
でも、頭にあるのは、職場での先輩リス社員の
言葉たちです。
何度も何度も、リスの頭の中を
駆け巡ります。リフレインするのです。
そうして、リスは、森の中を
走り出しました。
いつもとは違う森の奥へと入って
いったのです。
懸命に走り、頭を振りながら、
駆け巡る先輩社員の言葉をかき消そうと
しました。
息もあがっています。
リスがたどり着いた場所には、立派な
大木が立っていました。
リスは、肩で息をしながら、大木を
見上げています。
リスは、まるで大木と昔からの知り合いかのように、
今の状況を話し始めました。
大木は、何も言わずに、そこで
聞いてくれているのです。
息を切らしながら、必死にリスは、
今の辛い状況を話しきります。
言い終えたとき、大木は、ふわっと
風を起こしました。
リスは、一瞬宙に浮き、再び地面へと
着地します。
しかし、リスが立っているのがやっとなほどの
風が、大木から発せられていました。
大木は、リスに語り掛けるのです。
「先輩社員を変えることはできない」
「変えるのは、あなたの心の内」
「あなたは、先輩社員にいろいろ」
「言われるくらいに、自分に価値が」
「ないと信じておる」
「無価値感」
「だから、先輩社員は、あなたに」
「無価値感があることを伝えてくれている」
「たったそれだけのこと」
「あなたの心の内を整えなさい」
「難儀は去ります」
大木をまとっていた風は収まり、
リスは、そこに腰を下ろしました。
「そうだったのか･･･」
＊長くなってきたので、次回に続きます。
【終わり】
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