皆さま
「あなたの霊性が目覚めゆく物語」
です。
詳しくは本文をお読みください。
公式LINEで👽宇宙直結チャンネル👽を
文章にして配信始めました!
ご興味ある方は、下記より友だち追加して
おいてくださいね!
【自己紹介】
-----------------------------------------------------------------------------
「あなたの霊性が目覚めゆく物語」
~魂の望みに沿って生きるとは~
あるところにカニがいました。
海の中です。
カニは、自慢のハサミを
チョキチョキしながら、横歩きを
しています。
このハサミで、獲物を捕える、
それが、カニにとっての最大の
喜びだと思っていました。
だから、ハサミをチョキチョキさせて
います。
きっと、これが、僕の生きる道。
そう信じてカニは生きているのです。
それこそが、まるで自分の使命だと
信じていました。
そう信じているからこそ、カニは
自慢のハサミを使って多くの小魚などを
捕えていったのです。
ある日も、カニは、ハサミを使って
猟を行っていました。
もしかしたら、それが自分の望みだと
信じているからこそ、過剰に捕えてしまって
いたのです。
その日、カニは、小魚を捕えました。
こんなことは、カニにとっても初めて
でしたが、小魚には家族がいたのです。
家族は、自分の子どもである小魚が
捕えられてしまったこと、とても哀しく
大いに泣いていました。
小魚の家族も自然の一部、どこかで
自分たちが食料になることも納得を
しているかのようです。
だから、小魚の家族たちは泣き止んで
いきました。
でも、カニは、その光景が忘れられずに
いたのです。
なんだか、食欲もなくなり、夜も考え込んで
いました。
カニは、ポツリと呟くのです。
「本当に僕は、これをやりに生まれてきたのか」
とてもシンプルだけど、奥深い自問自答
でした。
カニにとってすぐには答えは出ません。
でも、たしかに、こうしてハサミを使って
とにかく猟をすることが、自分の望みだとは
思わなくなってきていました。
「ほ、本当は、僕は何をしに生まれてきたのだろう」
カニは、それから無闇に小魚を捕えることは
しなくなっていったのです。
そうして、あのときの小魚の家族たちのことを
思い出していました。
そう、カニは、自慢のハサミで攻撃を
していましたが、本当は、そう
多くの生き物たちを守るために使いたかったのです。
そのことに、気が付かせてもらいました。
「あー、そうだったのだ」
それから、カニの生き方は変化して
いきました。
もちろん、必要な分の猟は行います。
でも、自然と自然を守るために、自分の
ハサミを使うようになったのです。
その様子を小魚の家族たちは、たまたま
見ていました。
ホッとしているのかもしれません。
カニは、それから魂の望みに沿って、
生きるようになっていきました。
もっともっとカニは、楽しみながら
生きられるようになってゆくのです。