皆さま
タイトルは、あくまでも例えです・・・
詳しくは本文をお読みください。
本日もよろしくお願いします。
【自己紹介】
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「宇宙人が集まりゆく物語」
~それぞれのフクロウ~
森の中にフクロウが住んでいました。
フクロウは、木に止まり、ジーッと
月を見ているのです。
他のフクロウも月を見ていました。
何羽もいたのです。
でも、月を見ているフクロウだけでは
ありません。
獲物にずっと睨みをきかせている
フクロウもいます。
遠くに見える街のネオン街を
見ているフクロウもいるのです。
下を向いて地面を見つめている
フクロウもいました。
皆、いろいろなところを見ているのです。
たまたまこのフクロウは、月を
見ていました。
そうして、その夜、森のフクロウたちは
大きく動き出すのです。
月を見ていたフクロウたちは、
月の眺めがとても良い、木の上に
集まっていきました。
他のフクロウたちも一様に集まって
いくのです。
月を見ていたものたち、ネオン街を見ていたものたち、
下を見ているものたち、獲物に睨みをきかせているものたち、
その見ているものによって
グループ化されているかのようでした。
月を見ているフクロウたちは、たまたまなのか
精神性をとても大切にしているグループだったのです。
魂の赴くまま生きようと
しているグループでした。
そう、こうして離ればなれで生きていた
ものたちが、同じような志が引き合って、
この森で集結してゆくのです。
それぞれが存分にこの森での
命を楽しむために。