皆さま
思っていることが実現していると
聞いて、否定したくなる気持ちも
あるかと思います。
でも、実は、この世の法則は、シンプル
なのです。
この法則を知って生きるのと、知らずに
生きるのでは雲泥の差が出てきます。
詳しくは本文をお読みください。
本日もよろしくお願いします。
【自己紹介】
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「思っていることが実現するこの世を生きる物語」
~フクロウの目の前に起きる出来事~
森の中にフクロウが住んでいました。
フクロウは、止まり木に佇み、
空の色が変わってゆくのを観ているのです。
静かに夜を過ごそうと、フクロウは
思っています。
そのとき、空の色が変わり
嵐がきていることがわかりました。
フクロウの頭の中では、
「せっかく静かに過ごそうと」
「思っていたのに」
「嵐が来るなんてついていない」
「やっぱり、僕は不幸だったんだ」
「うまくいかない」
そうグルグルと重たい思いが
蠢いています。
フクロウは、その重たい思いを誰にも
悟られないように、表情を変えずに
身体の向きを変えました。
フクロウが向きを変えて、空を
見上げてみると、嵐だったはずの
空の色が変わってゆくのです。
突然でした。
青黒く色を変えていたはずの嵐の空は、
深い紫色に変わっていくのです。
長いような一瞬のような、時間では
計り知れないような感覚でした。
紫色の空は、その通り、紫色の光を
発光しているようです。
その紫色の光は、フクロウを包み込み、
何かを燃え上げました。
そのとき、フクロウは、ずっと持ち続けていた
慣れ親しんだ何かが燃えてなくなることを
静かに感じていたのです。
そうして、フクロウは、再び空を
見上げました。
先ほどまで紫色だった空は、先ほどと
同じ青黒い嵐の空に戻っていたのです。
嵐の空、フクロウは、どんな風に
感じたのか。
「嵐で、森が浄化されてゆく」
「恵みの雨がやってきた」
「風が重たい空気を一掃してくれる」
「嵐の中、安心できるねぐらで」
「ゆっくり過ごす夜も悪くない」
「たまには、嵐もいいもんだ」
フクロウの感じ取っていることが、
大きく変わっていました。
起きている現実は、先ほどと
まったく同じなのです。
それでも、フクロウの感じ方が
変わっていました。
ただ、それだけです。
「思っていること」
「信じていること」
ただ、それが目の前に投影される
だけのこと。
フクロウは、紫色の光を思い出して
いました。
「紫色の光は、一体なにを燃え上げたのだろう?」
フクロウは、わかっているような
わかっていないような、でも、それでも
フクロウの心の奥はきちんと知っているのです。
「起きていることは、関係ない」
「自分が何を信じているのか」
「何を思っているのか」
「ただ、それだけで、世界は一変する」
「この法則に気がついたものから」
「どんどんと自分らしく生きてゆく」
「さあ、進みましょう」
フクロウは、嵐の中、護られた
木の穴の中で、静かに過ごすのです。