皆さま

 

生きておりましたら思い出したくない過去も

あるものです。

 

人は、不思議とそんな思い出したくない過去に

縛られて今を生きて、生きにくくなっていたりします。

 

これを機に、浄化してしまいましょう。

 

詳しくは本文をお読みください。

 

本日もよろしくお願いします。

 

【自己紹介】

幸せな人生に転換できた僕の物語

 

-----------------------------------------------------------------------------

 

「思い出したくない過去を浄化させる物語」

~空を見上げるフクロウ~

 

森の中にフクロウが住んでいました。

 

フクロウは、夜になり静まりかえった

森の中で、静かに考えています。

 

それは、思い出したくもない過去の出来事

でした。

 

思い出したくないのですが、湧いてくるのです。

 

ずっと、この森のように静かだった

フクロウの過去ですが、ある時期を

迎えてから、一気に湧いてくるように

なりました。

 

それは、ただの偶然ではありません。

 

フクロウは、湧いても消えないその

思い出したくない過去を振り払おうと

柔らかな首を左右に振り続けていました。

 

でも、消えることはありません。

 

このとき、フクロウは、自分が何に

苦しんでいるのか、

どんな過去の出来事に振り回されているのか

嫌というほど自覚しました。

 

そこに「ある」

 

それを認識したのです。

 

フクロウは、月が浮かぶ夜空を

見上げています。

 

音はほとんど聞こえてきません。

 

敏感な耳を持つフクロウでさえも

聞こえてきていないのです。

 

それほど、フクロウのために森は

静かになったのかもしれません。

 

そうして、フクロウは、夜空に

願いました。

 

「過去の出来事を浄化してください」

 

それは、自然な流れです。

 

湧き続けてきた、その思い出したくない過去、

それを現実に感じたことで、いよいよ

浄化に入ることができます。

 

そこに「ある」ものだから

浄化できるわけです。

 

そうして、夜空は何も答えない代わりに

その色を変えてゆきました。

 

漆黒の色から、徐々に明るさが差し込んで

ゆくのです。

 

ゆったりと、確実に変わってゆきました。

 

そのときは突然やってきます。

 

それは、夜空が幻想的に紫色に

変わったときでした。

 

フクロウは、何か音がした気がしたのです。

 

と、同時に、何か次元が変わったように

あたりの空気が変わってゆきました。

 

そう、フクロウの思い出したくない過去は、

幻想的に色づく紫色の空によって、浄化

されたのです。

 

とても不思議な気持ちになりましたが、

フクロウは、それを受け入れるしかないのだと

心のどこかで理解しているようでした。

 

もう、一瞬で、そのことは起こったのです。

 

「もう、不自由にする過去は浄化していいのですよ」

 

フクロウの魂は、そう語り掛けました。

 

ゆっくりと、森の夜が明けてゆき、

いつもの色を取り戻すのです。

 

【終わり】

 

龍公式ラインに友だち追加歓迎龍

セキセイインコ青公式ライン限定で、ラインセッションなど

受け付けていきますセキセイインコ青

ID検索:@064basll

-------------------------------------------------------------------