皆さま
魂の赴くままに生きると決めてきている
人たちは、魂の赴くままに生きている人を
見ると、心や身体が反応します。
「あんな風になりたいな」
「なんだか、幸せそうだなあ」
とかですね。
そんな風にして、どんどんと多くの人たちが
魂の赴くままに生きられるようになって、
この世の中が、とても愛に溢れた場所に
なっていくのだと思います。
詳しくは本文をお読みください。
本日もよろしくお願いします。
エネルギー溢れる木を見つけました。
自然はいつもエネルギーを分け与えて
くれますね。
【自己紹介】
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「魂の赴くまま生きる人が時代を創る物語」
~リスが先頭を走る~
森の中にリスが住んでいました。
リスは、木の実を前歯で削って
アクセサリーを作っています。
最初は、なかなか誰も買って
くれませんでした。
でも、徐々に、知り合いを
伝って売れていくようになったのです。
リスは、何度もこの仕事を辞めようか
迷いました。
それは、生活のためにです。
また、木の実の工場で働けば
安定した給料をもらうことができます。
リスは、それでも木の実を使った
アクセサリー作りを辞めませんでした。
なぜならば、リスは、それを
辞めることができないと思ったのです。
「お金をもらっていなくても」
「アクセサリー作りは続ける」
そう、リスは、どうしたって
辞められないのです。
もちろん、やり方はいろいろあります。
木の実の工場で働きながらだって
いいですし。
たまたまリスは、そうやって
アクセサリー作り一本になって
いきました。
自分の作ったアクセサリーで
多くの小動物が笑顔になる。
これが、リスにとっては、
原動力にもなっています。
「森の中での生活が楽しくなった」
そんな風に言われることで、リスは
とても生きる歓びを感じるのです。
そうして、しばらくの時間が過ぎます。
リスにとって、大きな転換期が
やってきたのです。
いつも住んでいる森の中では、
同じような木の実しか採れません。
友人のフクロウによれば、隣の森に
行くと多くの木の実が実っているそうなのです。
その森に行くには・・・
住んでいる森の端っこにある、木の枝、
そこからジャンプをして、隣の森に
移らなくてはいけないのです。
地面は続いていませんでした。
リスは、ドキドキしています。
小さな手を胸のあたりにおきました。
「新しい森に行ってみたい?」
「新しい木の実を使って」
「アクセサリーを作ってみたい?」
「何より自分が楽しい?」
「その上、歓ぶお客さんの顔が見たい?」
答えは、全てイエスでした。
リスの胸の奥にある魂は、そのことを
望んでいたのです。
そうして、リスは、ドキドキしながらも
森の端っこにある木に登り、飛び出した
枝におそるおそる伝ってゆきます。
途中で、落ちるのではないかと
震えました。
それでも、リスは、進んでいったのです。
そうして、一瞬目を瞑って、隣の森に
伸びる木の枝に飛び移りました。
なんと、成功したのです。
リスは、新しい森にたどり着くことが
できました。
新しい木の実をたくさん見つけて、
たくさんのアクセサリーを作るのです。
そうして、アクセサリーは見事に
多くの小動物たちを歓ばせました。
結果的に・・・
リスの元には、多くの小動物が
集まるのです。
一歩先をゆくリスを追いかけるかのように、
たくさんの小動物たちが、リスの後に
続きました。
「魂の赴くままに生きる」
これを実践していくようになったのです。
リスは、見事に多くの小動物たちの
手本となりました。
それは、リスがきちんと実践し、
その姿、背中を見せたからに他なりません。
この森は、その後、幸せの森、そんな
名前で親しまれるのです。