皆さま
人間は魂の望みを持っています。
でも、一見忘れているように
感じます。
だから、シンプルに思い出していくと
人生の流れにのってゆくのです。
詳しくは本文をお読みください。
本日もよろしくお願いします。
【自己紹介】
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「魂の望みを思い出す物語」
～あなたの一文字～
赤く染まる部屋の中、ひとり
床を見つめ着物を着た人がいます。
赤く染まる部屋、平安京を
思わせるお宮の中でした。
床を見つめるその人、そこに
向かって筆を下ろし、一文字を
書にしてゆくのです。
一文字一文字、魂込めて
筆を下ろしてゆきます。
その一文字一文字は、それぞれに
個性がありました。
なぜかと言えば、その人、依頼者に
とって今必要な言葉を書にしてゆくのです。
依頼者ひとりひとりの感情、
これから起きる未来のこと、
今まで体験してきたこと、そんなことを
集めてきて、書にしてゆきます。
書に書かれた文字、同じ文字は
ひとつとしてありませんでした。
そこには、依頼者の感情が
現れるからです。
依頼者は、その書を受け取り、
多くの場合歓びました。
魂の望みに気がつくからです。
過去に「哀」があり、今は「愛」に
気がつき、未来に「光」がやってくる、
そんな一連の流れが、一文字に表現
されていました。
依頼者は、書を手に取り、目を輝かせます。
魂が輝いていたことも思い出すのです。
今日も、赤いお宮には、多くの人が
訪れてきます。
【終わり】
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この物語を読んで何か一つでも
感じていただけたら嬉しく思います。
想いを乗せて書いています。
皆さまよろしくお願いいたします。