皆さま
働いていても、結婚していても
お金を稼いでいても、いい大学を出ても
不安になることもあります。
私も以前、何も不自由のない生活を
していましたが、とてつもなく不安でした。
そうしていろいろと手放していき、
「あ、これが幸せだったの」
「あ、これが安心だったの」というところに
行き着いたのです。
だからこそお伝えしたいのが、
そんな風に不安になっても自分を
責めなくていいですよ、ということです。
むしろ、そこから転換することだって
できるわけです。
私だってできたのですからね。
詳しくは本文をお読みください。
本日もよろしくお願いします。
【自己紹介】
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「働いていても不安になることがあっていい物語」
~誰にも言えないサラリーマン~
秘密を抱えたサラリーマンがいました。
サラリーマンは、秘密を抱えています。
誰にも言えないと思っているのです。
その秘密は、ちゃんと会社で働いているのに、
なぜだか不安だということでした。
「働いているのに不安」
「結婚しているのに不安」
「出世しているのに不安」
「お金は稼いでいるのに不安」
「なぜだか不安」
サラリーマンは、自分でもそれが
なぜだかわかりません。
毎日、毎日、サラリーマンとして
与えられた仕事をこなしてゆくのです。
それでも、不安なのです。
でも、誰にも言えません。
サラリーマンは思います。
もし、「僕は不安です」と言ったとしたら・・・
「これだけ恵まれていて?」
「仕事もしているのに?」
「長く勤めているじゃない?」
「何を言っているの?」
そう言われる気がしているのです。
だから、サラリーマンは、自分が不安だと
言うことができないでいるのです。
そうなっていくと、サラリーマンが次にやること
「不安な自分を責める」
ここに行き着いてしまいます。
「こんなに働いているのに」
「きちんと稼いでいるのに」
「少しずつでも給料上がっているのに」
「家賃も払えているのに」
「それなのに不安になってはダメだ」
そうするとサラリーマンはより一層苦しく
なります。
それは、なぜかと言えば、サラリーマンが
不安になる理由は、別にあるからです。
そこを直結させてしまうから苦しくなります。
働いていなくても不安にならない人も
いますし、会社でサボっていても
不安にならない人もいるのです。
別にどちらがいいとか悪いとかの
話しではありません。
サラリーマンは、苦しかったのです。
働けども働けども不安になります。
「もっと偉くなれば不安はなくなるのか」
「仕事を辞めれば不安はなくなるのか」
そんな風にも考えました。
サラリーマンは、外出しても真面目に
働いています。
でも、この日は、なんだか急に空模様が
怪しくなって、傘を持っていなかった
サラリーマンは喫茶店に駆け込みました。
そこで、ホットコーヒーを飲んでいると
マスターと常連客の話し声が聞こえてきます。
マスターは言います。
「私は不安でしたよ」
「だから、働いて働き続けました」
「でもね、見事に不安はなくならなかった」
「結局、外側の環境をどうにかしようと」
「不安はなくならないんですよね」
「で、最終的に、やっぱりやったこと」
「自分の心の声に耳を傾けてあげること」
「これに尽きました」
「どれだけ周囲に原因を探しても」
「突破口を見つけようとしても」
「本当の意味での解決にはならないんですよ」
「最後は、やっぱり自分の心の声」
「ワガママと思われるかもしれないけど」
「勇気を出して、自分の心の声に従って」
「行動すること」
「そうやって、生き始めたら」
「不安は、ずっと小さくなって」
「今では共存できるようになったんです」
サラリーマンはホットコーヒーを
啜るのをやめて、聞き入っていました。
「そうか・・・」
「自分の心の声・・・」
サラリーマンは、自分の胸のあたりに
手を置いて、胸がざわつくことを
感じています。
ようやく、サラリーマンは、自分と
つながって生き始めるきっかけを
得たのです。
【終わり】
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この物語を読んで何か一つでも
感じていただけたら嬉しく思います。
想いを乗せて書いています。
皆さまよろしくお願いいたします。