皆さま
言いたいことを言わずにいると、
我慢をし続けていると、身体は
素直で、黒いものが溜まってゆきます。
実際に、身体が重く感じたりしたことも
あります。
私の物語を読んでくれている人の多くは、
きっといい人が多いと思うのです。
だから、言いたいことを飲み込む場面も
多いのではないでしょうか。
(私にもそういうところがあります)
でもですね、だからこそ、そんな人が言いたいことを
言っても、意外と大丈夫です。
大丈夫とわかるとスッキリするし、
気が楽になります。
詳しくは本文をお読みください。
本日もよろしくお願いします。
【自己紹介】
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「言いたいこと言っちゃえ物語」
~そびえる山~
そこに山がありました。
山は、じっとそこにそびえています。
山の目の前に、よくくる男性が
いました。
男性は、いつも言いたいことも
言えず、ぐっとこらえて、山を見に
きています。
山は、男性にいつも語りかけて
いたのです。
「いい加減、言いたいこと言っちゃいなよ」
「いいから言っちゃいな」
「大丈夫だから」
でも、男性は、その語りを無視し続けて
いました。
ずっと、無視してきた男性でしたが、
もう今日の山の前ではそうはいきません。
山は、いつもより厳かな雰囲気で、
男性に語りかけます。
「言いたいことを言いなさい」
男性は、もうこらえることができませんでした。
山は、そびえてそこでただただ
聞いています。
仕事での理不尽さ、追い詰めてくる上司、
それは、心の叫びでした。
山は、それでも表情一つ変えずに
聞いているのです。
男性は、肩で息をしながら言いたいことを
言えたことを実感していました。
山は、それから言います。
「次は、本人に言ったっていいんだよ」
その後、男性がどうしたかはわかりませんが、
言いたいことを言うという、男性にとっては
怖いこと、それができて、心と体への負担は
軽減されたことでしょう。
山は、言います。
「あなたたちは、とても人が良い」
「優しい」
「だから、言いたいことを飲み込んで」
「しまいがちだ」
「でもね、他人に優しいのは結構」
「一番は自分に優しくしてあげるんだよ」
「あなたの言いたいこと、相手にとっては」
「全然大したことでもなかったりする」
「だから、言いたいなと思ったら」
「山に向かって言っていると思って」
「言ってごらん」
「不思議なことが起きるよ」
山は山のまんまでした。
【終わり】
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この物語を読んで何か一つでも
感じていただけたら嬉しく思います。
想いを乗せて書いています。
皆さまよろしくお願いいたします。