皆さま
会社を辞めてみたいなあと
思っている人にお伝えしたいことがあります。
辞める前に、いろいろやってみると
一気に幸せステージを上げることが
できますよ。
もちろん、ちょっとしたことでいいのです。
詳しくは本文をお読みください。
本日もよろしくお願いします。
【自己紹介】
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「会社を辞める前にやると良いこと物語」
~チーズ工場のネズミがやってみる~
チーズ工場で働くネズミがいました。
ネズミは、来る日も来る日も
ベルトコンベアで流れてくる
チーズを適当な大きさにカット
する仕事をしているのです。
来る日も来る日もやっていました。
ネズミは、とても気が優しくて
優しい仲間も集まります。
でも、逆にそんなネズミをからかう
動物たちも集まってくるのです。
ネズミは、気が優しい、自分では
気が弱い、そんな風に思っていました。
そこを突くように他の小動物が、
ネズミをからかうのです。
いつもネズミは、それを愛想笑いをして
誤魔化していました。
「そうすれば、その場が収まる」
「嫌な空気にならない」
「自分が我慢すればいい」
ネズミは、どこか無意識にそうして
いたのです。
でも、それは、ネズミの本当にやりたいことでは
なかったので、少しずつネズミの心は疲弊して
いきました。
そんなある日、チーズ工場で働いてると、
ネズミは、自分にやりたいことがあることに
気がつきます。
チーズを使った料理、多くの小動物に
楽しんでもらえるよう、料理ネズミに
なりたいと思ったのです。
だから、しばらくしたらこのチーズ工場を
退職しようと思っています。
「もうしばらくの辛抱だ」
ネズミは、今日も他の小動物に
からかわれます。
愛想笑いを続けるのです。
でも、どこか、ネズミは自分の顔が
引きつっていることに気がつきます。
「本当は、愛想笑いなんてしたくない」
ネズミの本心では、そう思っているのです。
ネズミが、チーズ工場での仕事を終えて、
帰ろうとしていると、先輩であるリスが
いました。
リスは、いつも優しい眼差しでネズミのことを
見てくれていたのです。
ネズミもそのことをなんとなく知っていました。
リスは、言いました。
「ネズミさん、この工場を辞めるんだって?」
「それなら、その機会に」
「やりたくなくてやっていることを」
「ひとつ辞めてみるといいよ」
ネズミは、内心ドキッとしましたが、
それを隠そうと愛想笑いを浮かべました。
リスは、「それそれー」と言って、ニッコリと
前歯を出して微笑みます。
ネズミは、「会社を辞める前にできることがある」
「このまま辞めることもできる」
ネズミは、自分と向き合ってみました。
「どうせ辞めるなら、挑戦してみよう」
ネズミは、そう思えたのです。
そうして、ネズミは、次の日、小動物たちに
からかわれたとき、愛想笑いをすることを
辞めました。
毅然としてみたのです。
内心、笑いそうになりながら、ネズミは、
毅然とやってのけたのです。
すると、それからネズミが辞めるまでの間、
小動物たちがからかうことがなくなりました。
「ふーん、そんなものか」
ネズミは、そう感じながらも、自分の
成長を感じていました。
ネズミは、チーズ工場での最終日、
リスに、お礼を言います。
「工場を辞めるまでに、僕は大きな成長を」
「遂げることができたよ」
「リスさん、君のおかげだ」
「ありがとう」
ネズミは、新たな道を進もうと目を輝かせ、
チーズ工場を後にするのです。
【終わり】
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この物語を読んで何か一つでも
感じていただけたら嬉しく思います。
想いを乗せて書いています。
皆さまよろしくお願いいたします。