皆さま

 

我慢が癖になっていると、なかなか

自分のいる環境を疎かにしてしまいがちです。

 

でも、自分が存在する環境って、とてつもなく

大切です。

 

できるだけ、心地よく過ごしたいじゃないですか。

 

だからですね、少しずつでも自分ために

環境を整えていってあげてほしいのですね。

 

詳しくは本文をお読みください。

 

本日もよろしくお願いします。

 

【自己紹介】

幸せな人生に転換できた僕の物語

 

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「自分のために環境を整えてあげる物語」

~池の魚がやったこと~

 

池の中に魚が住んでいました。

 

魚は池の中を泳いでいますが、

どうやら池は氷が張っています。

 

だから、魚は、水面に顔を出すことが

できずにいました。

 

この魚は、時折、水面に顔を出して

大きく息を吸い込む必要があるのです。

 

魚は、そのうちなんとかなるだろうと

池の中を泳いでいます。

 

でも、なかなか池の氷は溶けません。

 

魚は、焦ってきて、氷を突き破ろうと

水中から頭をガンガンとぶつけています。

 

やっぱり、池の氷は固く、突き破ることは

できませんでした。

 

魚は、途方に暮れています。

 

すると、そこへ、この池で長年暮らしている

亀がやってきました。

 

亀は、魚に声をかけるのです。

 

「ずいぶんと焦っているようじゃな」

「魚さん、まずは、自分の環境を整えて」

「あげることじゃ」

 

「この環境じゃ、水面に顔を出せない」

「氷に頭をガンガンぶつけて、こぶだらけ」

 

「環境を変えてあげなさいってことじゃよ」

 

魚は、亀の言うことを素直に聞いてみました。

 

「そうか」

 

すると、亀は、再び泳ぎ始めます。

 

魚は、自然と亀の後を追いかけます。

 

しばらくすると、池の中で魚が普段

行かない場所へ着くのです。

 

そこは、他の場所より太陽の光が

届きやすいような気がします。

 

魚は、頭上を見上げます。

 

すると、池の氷は穴が開いていて、

そこから顔を出すことができそうだったのです。

 

「あ、空が見える」

 

魚は、勢いよく頭上に向かって

泳いでいきます。

 

穴のあいた氷、そこから顔を

出して思い切り息を吸うことが

できました。

 

魚は、リフレッシュすることができたのです。

 

亀は、その様子を静かに見ています。

 

「環境を変えるって、意外とたったこれだけで」

「ずいぶんと生活が整うんじゃ」

「自分のために環境を整えてあげる」

「これだけでもいいんじゃよ」

「大きなことを考え過ぎなくてもいい」

「できることから、自分のために」

「やってあげるんじゃ」

 

「そうしたら、こうやって、魚さんも」

「息を吸うことができた」

 

「自分のために環境を整えてあげるって」

「意外と簡単で、とっても大切なことなんだな」

 

魚は、亀に教わり、実体験をしたことで、

深く理解することができました。

 

「亀師匠、ありがとう」

 

【終わり】

 

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この物語を読んで何か一つでも

感じていただけたら嬉しく思います。

 

想いを乗せて書いています。

 

皆さまよろしくお願いいたします。