皆さま
潜在意識が現実を創るなんていう
ことを聞いたことがある人も多いと思います。
でも、そもそも何が自分の潜在意識かも
わからないですよね。
こんな素敵な能力が開発されました。
詳しくは本文をお読みください。
本日もよろしくお願いします。
【自己紹介】
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「潜在意識を読み解くことができるトラの物語」
~左眼に隠された能力~
山の中にトラが住んでいます。
トラは名前をトラチと言いました。
トラチは、ある能力があります。
それは、左眼で対象物を視ると
そのものが持っている潜在意識を
読み解くことができるのです。
トラチが、その能力に気がついたのは、
大人になってからでした。
正確には、子どものころからその不思議な
感覚を持っていたのです。
でも、子どものトラチは、その感覚は、
全ての生き物が持っていると思っていました。
大人になってから、それは、自分に与えられた
能力だと気がついていったのです。
別にトラチだけが特別ではありません。
ウサギがピョンピョンと軽快に
跳ねることができるのも、ならではの
能力です。
リスが器用に木の実の皮を前足と
前歯を使って、かわいく食べるのも
ならではの能力なのです。
たまたま、トラチには、左眼で視ると
潜在意識を読み解くことができるという
だけなのでした。
そうして、トラチは、とあるチーズ工場で
視たネズミのことを思い返します。
そのネズミは、チーズ工場で、ベルトコンベアで
流れてくるチーズの形を整える仕事をしていました。
その日も、ネズミは、チーズの形を整えて
ゆきます。
ネズミは、この作業がとても得意なようで、
他のベルトコンベアの作業ネズミよりも
素早くこなしていきました。
でも、このネズミの作業には、なぜだか
多くのトラブルが起きるのです。
そこで、トラチは、ネズミを左眼で視ます。
「トラブルを乗り越えてこそ僕は、周囲から評価される」
こんな潜在意識が視えるのです。
トラブルに見舞われたネズミは、
「よし、来た」と言わんばかりに、
トラブルを回避してゆきます。
チーズではないものが流れてきてしまったり、
ベルトコンベアに落ちてきてしまった、工場長
汚れてしまったチーズなどなど、この日だけで
ネズミの前には、多くのトラブルが起きるのです。
そのどれもをネズミは、クリアしていきました。
「なんで、こんなに僕にはトラブルが起きるのだろう?」
ネズミ自身も不思議に思いますが、
トラチの左眼には、ネズミの潜在意識が
くっきりはっきりと読み解くことができたのです。
だから、ネズミは、実際仕事ができるとも
されましたが、他のネズミの作業員は、あまり
そのネズミに近寄らなかったのです。
それは、トラチも納得しましたが、
「ネズミと一緒にいるとトラブルが多くて」
「大変だ」
それもそのはずなのです。
トラチは思います。
やっぱり、潜在意識にあることが、
どうしても現実を創っていくのだと。
でも、トラチ自身、そのことを勝手に
ネズミに伝えることはありません。
ネズミもそれで困っているわけでは
ないからです。
周囲のネズミは困っているようでした。
一見、望まないことが起きているときは、
潜在意識が絡んでいることが多いのだと
トラチは、理解を深めてゆくのです。
潜在意識では望んでいるのですからね。
ネズミは、そのトラブルを望んでいなそうですが、
それを乗り越えたとき、うれしそうに、やっぱり
他のネズミに話すのです。
トラチは、それを視ても、やっぱり
望んでいるのかなあと思ったりします。
トラチは、今日も、左眼で視て
潜在意識を読み解いて、これを
どのように役に立てようか考えているのです。
「ガオー🐯」
【終わり】
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想いを乗せて書いています。
皆さまよろしくお願いいたします。